- 2022/08/22 掲載
伊モンテ・パスキの増資、段階的に実施も=現地紙
同国では7月に挙国一致内閣が崩壊し、9月25日に総選挙が行われる予定。これに伴い、増資計画が複雑になった。
レプブリカによると、MPSは11月12日までにイタリア財務省から16億ユーロを調達し、その後、民間から追加の資金を確保する可能性がある。
MPSの最高経営責任者(CEO)は7月中旬、「オール・オア・ナッシング」という状況で実施する増資を通じて25億ユーロを調達する方針を示していたが、8月中旬にウェブサイトに掲載した文書ではオール・オア・ナッシングという文言が削除された。
レプブリカは、この文言の削除について、増資を段階的に進めるMPSの意向を示しているか、増資の引受団のリスクを減らす狙いがあるのではないかと報じている。
MPSはウェブサイトに掲載した文書で「市場の状況が許せば」10月末から11月初めに増資を完了することに自信を示している。
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