- 2022/08/24 掲載
ブルーベルのリシュモン取締役候補、グラス・ルイスが反対推奨
アクティビスト(物言う株主)として知られるブルーベルは、イタリアの高級ブランド、ブルガリの元トップでブルーベルの共同創業者フランチェスコ・トラパニ氏をA株(上場株)の取締役候補に擁立した。
「カルティエ」などを傘下に持つリシュモンは先週、ブルーベルの提案に反対するよう株主に呼びかけ、代わりに社外取締役のウェンディ・ルハベ氏を充てることを提案した。
グラス・ルイスは声明で「ルハベ氏がA株の代表として指名されたことで、リシュモンのガバナンス上の問題が全て解決するわけではない」としながらも、スイスの法律などに照らして合理的な解決策と指摘した。
さらなる進展がなければ、ブルーベルの提案を支持する十分な理由は存在しないとした。
同社の提案は9月7日の年次株主総会に提出される予定。
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