- 2022/08/25 掲載
加州裁判所、テスラの人種差別訴訟棄却請求を退ける仮命令
今年2月にCRD(当時名称は公正雇用住宅局、その後人権擁護局に改称)は、テスラのフリーモント工場において職場が人種で分割され、黒人従業員が嫌がらせを受けたり、業務や給与などの面で差別されていたと主張し、同社を訴えた。
これに対してテスラは違法行為を否定。CRDが提訴する前に申し立て内容の全てを同社に知らせるのを怠ったなどの理由を挙げ、訴訟を取り上げないよう上級裁判所に求めていたが、グリロ判事はこうしたテスラの見解を認めなかった。
一方でテスラ側の話によると、グリロ判事は24日の審理中に、この訴訟の取り扱いを巡る最終決定を下すにはもっと時間が必要だとの考えも明らかにしたという。
カリフォルニア州の裁判所は審理前に仮命令を出す傾向があり、今回の件でもグリロ判事がいつ最終判断を示すかはまだ分からない。
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