- 2022/08/25 掲載
独輸出企業にコスト上昇圧力、上期700億ユーロの負担=商工会議所
商工会議所の調査や集計によると、ドイツの企業は上期に輸出品の価格を14.7%引き上げたが、生産者物価と輸入物価はその約2倍のペースで上昇した。
商工会議所の外国貿易担当責任者、フォルカー・トライア氏はロイターに対し、対外貿易が極端なコスト上昇圧力にさらされる状態は今後数カ月続くと予想した。
ドイツの上半期の輸出はロシアのウクライナ侵攻、供給制約、中国のロックダウン(都市封鎖)による悪影響にもかかわらず、13%増加した。
しかし、商工会議所の算出では、インフレ調整後の輸出額は1.5%減とマイナスだった。
「つまりドイツの対外貿易はすでに後退局面にあるという意味だ」とトライア氏は語った。
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