- 2022/08/25 掲載
豪石炭大手ホワイトヘイブン、22年6月期は過去最高益 価格高騰で
石炭の1トン当たりの通期平均販売価格が前年の3倍強の325豪ドルになったのに伴い、最終損益は前年の赤字から19億5000万豪ドル(13億5000万米ドル)の黒字に転換した。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の18億9000万豪ドルも上回った。
期末配当は3年ぶりの高水準となる0.40豪ドルを計画。10月の株主総会で自社株買い枠拡大の承認を求める考えも示した。
世界第3位の石炭輸出国であるロシアに対する欧米の制裁発動を受け、各国は代替調達先の確保を急ぎ、資源価格は記録的な高騰を演じた。
ホワイトヘイブンは「世界の需給均衡に必要な追加供給あるいは代替エネルギー源が出回るようになるまでには数年を要する可能性が高い」とした。
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