- 2022/08/26 掲載
環境活動家ら、ジャクソンホール会議でFRBに圧力
環境団体「350.org」のエミリー・パーク氏は「私たちの存在は、実際に人々が気候変動危機の現実の経済的影響に苦しんでいること、この非常に現実的な人的コストを今後のFRBの活動に反映させなければならないことをFRBに認識させるだろう」と述べた。
今年のジャクソンホール会議に出席する世界の中央銀行当局者らは学術論文や、高インフレに取り組む際の政策的制約を巡る課題について議論する見込み。気候変動リスクにどの程度注目が集まるかは不明だ。
活動家らは、銀行に対して自然災害への脆弱(ぜいじゃく)性やグリーンエネルギー移行に関連する潜在的な混乱の測定を義務付けるべく迅速に行動することを要求。さらに、FRBが使命とする活動の範囲を超えて、石油・ガス会社に融資する銀行に対し、化石燃料からの移行の悪影響が想定より大きい場合の損失を賄えるように資本を積み増すことなども含まれている。
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