• 2022/09/21 掲載

カナダCPI、8月は前年比7.0%上昇 ガソリン安で伸び鈍化

ロイター

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[オタワ 20日 ロイター] - カナダ統計局は20日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.0%となり、上昇率は7月の7.6%から縮小したと発表した。アナリスト予想は7.3%上昇だった。統計局によると、ガソリン価格低下と家賃上昇率が鈍化したのが全体を押し下げた。

一方、食品価格は10.8%上がり、伸び率は1981年8月以来、41年ぶりの大きさとなった。

物価上昇圧力を見る上でより良い指標と受け止められている3つのコアインフレ指標は平均で5.2%上がり、7月の上方改定後の5.4%上昇からわずかに低下した。

CPIの前月比は0.3%低下し、下げ幅は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の初期以来の大きさとなった。

インフレ率はピーク時から緩和されているように見えるものの、カナダ銀行(BOC、中央銀行)の目標の2%を大きく上回っている。BOCは物価高騰に対処するため、わずか半年の間に政策金利を計300ベーシスポイント(bp)引き上げた。

フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ソリューションズの上席副社長兼ポートフォリオマネジャーのマイケル・グリーンバーグ氏は今回のCPIについて「BOCによる利上げの効果が出始めていることをおそらく示唆しているが、決して終わったというわけではない」とし、「BOCが10月に超大型の利上げをするリスクはいくらか軽減されたかも知れないが、まだ続ける必要があることは明らかだ」と指摘した。

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