- 2022/09/21 掲載
仕組み債販売で指針=年明けに原案―日証協
日本証券業協会は21日、デリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ「仕組み債」の組成や販売に関する業界指針を整備する方針を示した。近年、顧客との間でトラブルになるケースが目立っているためで、有識者の議論を経て年明けにも原案を取りまとめる。
仕組み債は高い利回りが期待できる半面、損失が大きくなる可能性があり、商品説明が不十分な場合、高齢者を含む個人投資家にとってリスクの把握が困難となる。一部地方銀行などでは手数料収入の収益に占める割合が高まっているとされ、金融庁も監視を強めている。
【時事通信社】
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