ECの構造問題の解決と新たなロジスティクスモデルへ
問題解決の鍵を握るのが、物流DXだ。
「消耗品や日用品のECにおいては、物流効率をいかに上げていくかが重要です。これまで培ってきたEC物流のノウハウを生かし、今後の成長を力強く支える物流基盤の強化が必要だと考えます」(伊藤氏)
下のグラフは、経産省、総務省、国立社会保障・人口問題研究所の調査に基づいて、アスクルが作成したものである。BtoC ECの市場の成長に対して、生産人口の減少が顕著である。
「購買行動のパラダイムシフトにより、EC市場は拡大しています。一方物流の現場は、人手不足の拡大という状況があります。ECの構造問題を解決して、新たなロジスティクスモデルへの進化が必要です」(伊藤氏)
物流現場は人手不足が加速しており、従来運用では拡大する市場に対応できないのは明白だ。つまり、物流DXは「待ったなし」の状況にある。
以降では、同社が推進する先進的な物流DXの取り組みの数々について解説する。
・バリューチューン全体のDXでアスクルが目指す先
・物流平準化を目的としたヤフーとの共同実証実験
・マンパワーとマシンパワーの融合による物流全体の効率化
・環境課題の解決と事業を一体化させた「エシカルeコマース」
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