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  • 2025/09/05 掲載

「完全自動運転」目指すチューリングの執念、カギを握る「VLM」「世界モデル」とは

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「完全自動運転」目指すチューリングの執念、カギを握る「VLM」「世界モデル」とは

AIを導入する企業は増えているものの、AIを前提とした意思決定が根付いている組織はまだ多くない。ビジネス競争力を高めるためには、組織全体でAIを活用する機会を広げていくことが重要だ。チューリングもまた、完全自動運転技術の実現を目指し、自社で生成AIの開発に取り組んでいる。ただし、そのアプローチは既存技術の延長線上ではなく、「VLM」や「世界モデル」といった新たな方向性にある。“人間のように”複雑な状況を“理解”できるAIは本当に実現できるのか。

チューリングが開発を進めているレベル5の完全自動運転とは?

 チューリングは、公道で走る完全自動運転システムを開発中の企業である。チューリングの共同創業者、取締役である青木俊介氏は、完全自動運転の技術について次のように語る。

「自動運転には、レベル1からレベル5まであります。レベル1は“アクセル・ブレーキかハンドル制御のいずれかを補助”、レベル2は“アクセル・ブレーキとハンドル制御を補助”、レベル3は“特定条件・地域でシステムが運転を代替(無ドライバー)”、レベル4は“特定条件・地域でシステムが運転を代替(無人運転)”、レベル5は“あらゆる条件下でシステムが運転タスクを実施”です。チューリングが目指すのは、レベル5です」(青木氏)

 レベル3の技術をクリアする車は、すでに販売されている。レベル4は、各国で実証実験を行っている段階だ。このレベル4は、LiDARセンサーとマップ情報にルールベースの制御方式を組み合わせる仕組みになっている。チューリングが目指しているのは、レベル5の完全自動運転である。

 ここからは、チューリングの技術開発のアプローチと、その経験をもとにした組織づくりのヒントについて、青木氏が解き明かす。

この記事の続き >>

  • ・完全自動運転実現のためには、既存の主流技術からの脱却が必要
    ・チューリングが難関プロジェクト「Tokyo30」を立ち上げた2つの理由
    ・「AIお試し予算」「AI社内ハッカソン」イノベーションを生む組織づくりのアイデア

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