メインフレームは「お荷物」か? 生成AI時代にむしろ「屋台骨」へと進化できる理由
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メインフレームの利用は広がり人材問題も解消されつつある
二上:昨今ではクラウドとメインフレームなどの既存の基幹システムが共存するハイブリッドクラウドが大多数を占めるようになっています。以前は「メインフレームへの依存度を下げなければならない」「いずれCOBOL人材が不足する」などと不安視されていましたが、警鐘が鳴らされたことで対策が進み、こうした不安は払拭されつつあります。
例えば、メインフレームからデータを取り出してクラウドで活用できるソリューションが提供され、多くの金融機関や製造業では既存の基幹システムを安定性の高いメインフレーム上で稼働させながら、データをクラウド上でリアルタイムに活用できるようになっています。
大久保:60年にわたり社会システムを支えるメインフレームであるIBM Zは、大量のトランザクション処理が同時に実行できて抜群の安定性を提供し、多くの銀行の勘定系取引や飛行機の座席予約、製造業の部品管理や生産管理など、止められない基幹業務システムなどで採用されています。IBM Zで処理している業務の量は10年で3倍に増えています。
しかもIBM Zはオンプレミス(自社所有)でもクラウド・サービス(共同利用)でも稼働できる、ハイブリッドクラウドの中核をなすテクノロジーです。3世代先までのロードマップが公開されているので、安心してご利用いただけます。
二上:COBOLなどの人材が急激にいなくなるという懸念についても解消に向かっています。「2025年の崖」を防ぐべく、シニア技術者の定年延長だけでなく、若手のCOBOL人材の育成やAI活用に取り組んできた成果が現れつつあると見ています。
AIを活用してITを効率化し生成AIの本格展開も支援
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