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  • 2014/11/10 掲載

トウ・ソリューションズ事例:リリース業務の一元化、自動化、進捗状況の見える化で内部統制を実現

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マヨネーズ、ドレッシングなど加工食品を手がけるキユーピーをはじめ、同グループの関連会社 約40社をITで支えているのがトウ・ソリューションズだ。グループ内のあらゆるシステムを自社開発してきた同社は、内部統制の観点から、開発と運用を分離する方針を決定した。しかし、同社の開発部門では従来、担当者が申請書、セットアップの手順書、テスト資料などを用意し、複数の関係部署による承認が必要となる。そのため、この手続きを電子化し、ワークフローとして処理する仕組みが必要だった。

開発と運用の分離のため、自動リリースの仕組みを検討

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トウ・ソリューションズ
システムマネジメント部
運用業務課 課長
吉田 勝彦 氏
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トウ・ソリューションズ
システムマネジメント部
運用業務課
千脇 和雄 氏
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トウ・ソリューションズ
システムマネジメント部
運用業務課
野口 敦之 氏
 トウ・ソリューションズは、中島董商店のIT事業部門とキユーピーの情報部門が2005年に統合されて設立された会社であり、 キユーピーグループにおけるIT企画から開発・運用・活用・支援までを一手に引き受けている。社員は、約140名。グループ企業の生産・販売・物流・会計・労務に関わるあらゆるシステムを構築し、運用している。まさに、キユーピーグループをITで支える中核企業なのである。

 同社では、毎月、100を超えるプログラムをリリースする。システムの機能強化や法律の変更等に伴うシステム改変など、その内容・規模はさまざまだ。グループ企業のあらゆるシステムをカバーしているため、開発部門の役割は広い。しかし、それだけに課題も抱えていたと、トウ・ソリューションズの吉田勝彦氏は次のように説明する。

「システム開発から導入までを一気通貫で開発部門が行い、本番に移行して問題がなくなったら運用部門が面倒を見るという役割分担をしていました。しかし、日本版SOX法遵守を目的として、内部統制の観点から開発と運用を分ける方針が決まり、プログラムリリースの自動化を実現する仕組みを検討することになりました」(吉田氏)

 プログラムをリリースする際には、開発担当者が申請書、セットアップの手順書、テスト資料などを3~4枚の書類で用意し、関係部署に回して承認を得ていた。このため、プログラムリリースの自動化には、この手続きを電子化し、ワークフローとして処理する仕組みが必要となったのである。

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