記事 固定回線(FTTH・ADSL・xDSL) クラウドにも弊害?NGNとIPv6インターネットが併用できないマルチプレフィックス問題とは--東大 江崎浩氏 クラウドにも弊害?NGNとIPv6インターネットが併用できないマルチプレフィックス問題とは--東大 江崎浩氏 2009/05/29 先行したGoogle、Amazonに続き、IT企業各社も続々とクラウド・コンピューティング戦略を打ち出してきた。そうした中で気になるのが、クラウドの基盤ともなるNGN(次世代通信網)の動向だ。NGNは2004年からITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)で国際標準化作業が進行中だが、NGNとインターネットの相互接続性が失われている問題、いわゆる「マルチプレフィックス」問題は依然解決されないままの状況にある。こうした問題について、総務省の「インターネット政策懇談会」で主査代理を務めた東京大学大学院 情報理工学系研究学科 教授 江崎浩氏に伺った。
記事 クラウド NEC執行役員 富山卓二氏インタビュー:始動したNECのクラウド・コンピューティング戦略 NEC執行役員 富山卓二氏インタビュー:始動したNECのクラウド・コンピューティング戦略 2009/04/27 不況下、ユーザー企業の新規IT投資が減退するなかで、ITベンダー各社は新たな戦略の構築に迫られている。NECは今年度、サービス事業を強化するため「ITサービスビジネスユニット」を新設し、クラウド・コンピューティングの本格展開に乗り出す。NECのクラウド・コンピューティング戦略を執行役員 富山卓ニ氏とSaaS担当のマネージドプラットフォームサービス事業部長 細田稔氏に伺った。
記事 クラウド 「クラウドでセキュリティ対策を一元管理する」Panda Security CEO Juan Santana氏 「クラウドでセキュリティ対策を一元管理する」Panda Security CEO Juan Santana氏 2009/04/14 マルウェアやセキュリティの脅威が爆発的に増加を続けるのに伴って、セキュリティ対策用ソフトウェアのパターンファイルが容量、数ともに増加を続けている。こうした問題への対応にクラウドサービスは有効だと、Panda Security CEOのJuan Santana氏は指摘する。同社の独自のクラウドセキュリティ戦略や今後の展開などを伺った。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 「3年の仮想化フェーズのあと、数年かけてクラウドへ移行する」ガートナー カール・クランチ氏 「3年の仮想化フェーズのあと、数年かけてクラウドへ移行する」ガートナー カール・クランチ氏 2009/03/11 「仮想化」と「クラウドコンピューティング」、この2つの概念はわずか2年ほどの間で、ビジネスとITにおける非常に大きな潮流となってきた。昨年後半から本格化してきた世界的な金融危機によって、企業はコストダウンはもとより、事業の選択と集中を推し進めることが喫緊の課題になっており、こうした問題の切り札として、仮想化はさらなる注目を集めつつある。今後、企業のITシステムはすべて仮想化、クラウド化されてしまうのだろうか。ガートナー リサーチ バイス プレジデント 兼 最上級アナリストのカール・クランチ氏に伺った。
記事 クラウド マイクロソフトのクラウド戦略、Windows Azureで目指すSoftware+Serviceの世界とは マイクロソフトのクラウド戦略、Windows Azureで目指すSoftware+Serviceの世界とは 2009/01/28 マイクロソフトが、米ロサンゼルスで開催した技術者向けイベント、Professional Developers Conference 2008(PDC 2008)で、次世代のクラウドプラットフォーム、Windows Azureなどを発表したことは、いまだ記憶に新しい。その後、日本の技術者向けイベント、Developer Forum 2008などで、CEOのスティーブ・バルマー氏もWindows Azureについて言及するなど、同社の掲げるクラウド戦略「Software+Service(S+S)」への取り組みが本格化している。
記事 クラウド SaaS/ASP市場の現状と今後(4)2012年には倍以上、SaaSのセキュリティ SaaS/ASP市場の現状と今後(4)2012年には倍以上、SaaSのセキュリティ 2008/10/24 ECRの調査によれば、SaaS/ASP分野において、利用がもっとも進んでいるのが「セキュリティ」である。 そこで第4回はSaaS/ASPにおけるセキュリティサービス市場の動向について注目する。SaaSによるセキュリティの有効性、市場規模、市場規模予測などについてECRの調査結果を交えてご紹介する。 ≫【連載一覧】SaaS特設サイト
記事 クラウド クラウドコンピューティングでハードウェアも所有から利用へ--野村総合研究所 城田真琴氏 クラウドコンピューティングでハードウェアも所有から利用へ--野村総合研究所 城田真琴氏 2008/09/29 2007年10月に『SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス』(毎日コミュニケーションズ)を上梓するとともに、海外の最新事情にも明るい野村総合研究所の城田氏に、SaaSの本質とサービス選択時の基準、最新の動向について話を伺った。さらに昨今注目を集めつつあるクラウドコンピューティングとの関係や将来性についても言及いただいた。
記事 クラウド SaaS/ASP市場の現状と今後(3)認識時と導入検討時のメリット意識の違い SaaS/ASP市場の現状と今後(3)認識時と導入検討時のメリット意識の違い 2008/09/18 第1回では、SaaS/ASPサービスの体系的な分類と、提供ベンダー側の視点から、現状の市場傾向や今後のマーケット規模の推移などをみてきた。第2回では、提供者側および利用者側双方の視点から、SaaS/ASPのメリットの1つであるコスト優位について、従来型のパッケージ型ソフトウェアと比較して分析した。第3回では、SaaSの現在の認知および利用状況や、アプリケーションの動向などについて述べていく。 ≫【連載一覧】SaaS特設サイト
記事 クラウド 所有型からクラウドへの移行はIT市場の成長要因にならず、米ガートナー世界のIT支出動向を発表 所有型からクラウドへの移行はIT市場の成長要因にならず、米ガートナー世界のIT支出動向を発表 2008/08/27 米ガートナーは、2008年における世界のIT支出が前年比8%増の3兆4,000億ドルを超える見込みであることを発表した。
記事 クラウド SaaS/ASP市場の現状と今後(1)--ECR調査レポート SaaS/ASP市場の現状と今後(1)--ECR調査レポート 2008/07/31 SaaS/ASPへの注目が集まっているが、実際の市場規模はどのような状況なのだろうか。本連載では、多岐にわたるSaaS/ASP市場の分類を行うとともに、それぞれの市場規模や今後の推移、さらにサービス受給者の動きなどについて、IT調査会社のイーシーリサーチ(ECR)が発行するレポート「SaaS市場戦略レポート」を基にSaaS/ASP市場の現状と今後について解説する。
記事 クラウド SaaS普及に向けて動き出した経済産業省 SaaSによる小規模企業の生産性改善に待ったなし! SaaS普及に向けて動き出した経済産業省 SaaSによる小規模企業の生産性改善に待ったなし! 2008/04/25 導入のしやすさ、低コスト、既存アプリケーションとの容易な連携などから、SaaSに注目が集まっています。この動きは企業だけでなく、経済産業省も同様。同省は、本年度予算で「中小企業経営革新プラットホーム整備事業(仮称)」の成立を目指しています。本稿では、SaaSについて、同法案と同省が推進するプロジェクトについて紹介します。
記事 CRM・SFA・コールセンター なぜあの企業はセールスフォースではなく マイクロソフトの統合型 CRM Dynamics CRM を選んだのか?-製造業編 なぜあの企業はセールスフォースではなく マイクロソフトの統合型 CRM Dynamics CRM を選んだのか?-製造業編 2001/03/07 精密工作機械の製造/販売を手がける山石中央精密。折からの景気回復基調に乗り、取引先の業績も回復。同社のビジネスにもようやく明るさが見えてきた。そこで同社が打ち出したのが営業プロセスと顧客管理体制の刷新だ。これまでの属人的な営業のやり方を改め、IT を使って情報を共有し、生産性を一気に引き上げようというねらいだ。社運をかけたプロジェクトを一任されたのは営業畑一筋、叩き上げの営業部長 浅田 武と情報システム部の及川 直人。浅田は常に営業の最前線に立ち、顧客への売り込みとフォローは誰にも負けない「熱い男」と社内の評価も高い。サポートするのは冷静沈着、情報システム部のエース 及川 直人である。山石中央精密のCRM選定で決め手となったのは? 製造業ならではの顧客管理の課題とその解決策、また他業界にも応用できる顧客情報戦略のモデルケースを紹介する。