記事 IT戦略・IT投資・DX 総務省に聞く「デジタル田園都市国家構想」の今、2030年Society5.0の具現化に向けて 総務省に聞く「デジタル田園都市国家構想」の今、2030年Society5.0の具現化に向けて 2023/05/01 6月、岸田内閣は「新しい資本主義」「デジタル田園都市国家構想」に向けた経済財政運営と基本方針を閣議決定した。目指すのは、「誰1人取り残さない、地域の豊かさとともに都市の利便性を享受できる暮らしの実現」だ。では具体的にどのような取り組みが進行しているのだろうか。総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部データ通信課長 西潟 暢央 氏が解説する。
記事 データベース 「ソフトウェア化」でDXとGX実現? 東大 関谷教授が教える「次世代」データセンター 「ソフトウェア化」でDXとGX実現? 東大 関谷教授が教える「次世代」データセンター 2023/05/01 「ソフトウェア化」でDXとGX実現? 東大 関谷教授が教える「次世代」データセンター近年のクラウド需要の増加という状況を受けて、データセンターの新設の増加傾向が顕著になっている。このデータセンター、かつてはハードウェアの受け皿として存在していたが、ソフトウェア化が進行し、違う形態が求められるようになっていることをご存知だろうか。データセンターのソフトウェア化のトレンドと「次世代データセンター」の姿について、東京大学大学院教授の関谷勇司氏が解説する。
記事 製造業界 「口だけDX」から卒業、「製造業DX」を成果につなげるデータ活用術 「口だけDX」から卒業、「製造業DX」を成果につなげるデータ活用術 2023/04/27 「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の掛け声が高まる中、「製造業こそDXの効果がダイレクトに反映される業種」という認識が広まり、「製造業DX」を推進する動きが目立っている。しかし、システムやツールを導入しても、業務改善には至っていないケースが多いのが実情だ。製造業DXにおけるデータの効果的な活用で成功している製造業の成功事例を交えて解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM サプライチェーン激変「8つの最新テック」、アディダスを圧倒できた“ナイキの秘密” サプライチェーン激変「8つの最新テック」、アディダスを圧倒できた“ナイキの秘密” 2023/04/26 1 新型コロナを契機に世界のサプライチェーンは一時、大きな混乱に見舞われました。企業は製品の供給を維持するため、デジタルサプライチェーンへの投資を加速させています。市場規模も最新調査によると、年率8.1%で成長する予想です。この記事では、ドイツの市場調査会社IoT Analytics(IoTアナリティクス)社の市場調査レポート「デジタルサプライチェーン市場:2022年~2027年」から、将来のデジタルサプライチェーンを定義する8種類のテクノロジーについて紹介します。
記事 コンプライアンス総論 ネスレ日本の驚きの法務DX、「ネスレモデル」など年2000時間削減の取り組みとは ネスレ日本の驚きの法務DX、「ネスレモデル」など年2000時間削減の取り組みとは 2023/04/25 「ネスカフェ」や「キットカット」など2000を超えるブランドを展開する世界最大の総合食品飲料企業であるネスレグループ。その日本法人であるネスレ日本では、法務部でのDXにおいて、年間2000時間もの作業工数削減を実現した。その具体的な方法や効果最大化の秘訣(ひけつ)について解説する。
記事 バックアップ・レプリケーション 知らなきゃヤバい「バックアップ」の新常識、確実な復旧だけじゃない賢い活用法 知らなきゃヤバい「バックアップ」の新常識、確実な復旧だけじゃない賢い活用法 2023/04/24 近年、ランサムウェアによる攻撃が増加し、企業や組織の感染被害が拡大している。攻撃の手口も巧妙化・複雑化しており、感染リスクをゼロにするのは難しいのが現状だ。そこで、サイバーセキュリティで「防御」とともに重要視されるようになってきたのが、ランサムウェアに感染した際の「復旧力」の向上である。いま求められる復旧力とはどのくらいのレベルなのか、そして復旧力を向上するには何をすべきなのだろうか。
記事 IT戦略・IT投資・DX データ活用が上手い企業は知っている、データファブリックとは? 最大の効果を生む方法 データ活用が上手い企業は知っている、データファブリックとは? 最大の効果を生む方法 2023/04/06 データ分析は、もはや業界業種を問わずビジネスに必要な要素だ。ところが、その前提となる「データ管理」に課題を抱える企業は多い。具体的には、個別のシステムやアプリケーション内にデータが保管され、有効活用されていない「データのサイロ化」に悩む企業は少なくない。そこで注目されているのが「データファブリック」だ。爆発的に増大するデータに対応し、企業のデータ分析を次のステージに引き上げるデータファブリックについて解説する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 大丸・松坂屋、パルコのデジタル統括に聞く「GAFAとは違う店作り」、メタバースに商機あり 大丸・松坂屋、パルコのデジタル統括に聞く「GAFAとは違う店作り」、メタバースに商機あり 2023/03/28 コロナ禍では店舗の休業を余儀なくされるなど、受難の時期を経たJ.フロントリテイリング。再成長を目指し、データとデジタルテクノロジーを軸に新たな顧客接点を創る取り組みを次々に繰り出している。グループ各社とともに進める「リアル×デジタル戦略」のもとメタバース・Web3を取り入れた施策の事例や、それらのアクションを支えるデジタル人材育成の考え方について、グループデジタル統括部長の林直孝氏に話を聞いた。
記事 IT戦略 日米DXの残酷な差は「データ活用環境」にあり、何がどれほど違うのか? 日米DXの残酷な差は「データ活用環境」にあり、何がどれほど違うのか? 2023/03/27 1 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの重要性が高まっている中、DXを推進する人材像やデジタル技術の活用などが求められている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はこの2月、「DX白書2023」を公開した。今回はこの「DX白書2023」から、DX時代の人材像やデジタル技術の活用などを中心に、解説する。日米DXの差を生む根本的な「データ活用環境」とは何か?
記事 ERP・基幹システム 工数は“10分の1”に、日本自動車ターミナルが経理業務を「劇的改善」できたワケ 工数は“10分の1”に、日本自動車ターミナルが経理業務を「劇的改善」できたワケ 2023/03/27 日本最大のトラックターミナルである京浜トラックターミナルをはじめ、全国的な物流ネットワークの拠点となる公共トラックターミナルを都内4カ所で運営する日本自動車ターミナル。同社は、2024年1月でISDN回線の終了に伴い、従来の照会、支払業務を担うシステムの刷新を検討していた。従来システムを経理業務に必要な銀行サービスが利用可能な形で刷新したことで、担当者の業務効率が向上し工数は10分の1になった。業務効率化を実現した同社がどのような取り組みを進めたかを紹介する。
記事 コンプライアンス総論 電帳法「対応済」企業はわずか3分の1…インボイス制度による業務増加にどう対応? 電帳法「対応済」企業はわずか3分の1…インボイス制度による業務増加にどう対応? 2023/03/27 電子帳簿保存法(電帳法)の宥恕(ゆうじょ)措置の終了、インボイス制度の開始まであとわずかとなった。そして2022年12月、「2023年度税制改正大綱」が発表され、電帳法、インボイス制度ともにいくつかの改正が行われている。企業が対応すべき内容にも変化が見られそうだ。また制度には対応済みだとしても、課題となるのが、業務量増加への対策である。ここでは、税制改正大綱での改正ポイントを整理しつつ、いま企業が考えるべきこと、実行すべきことを解説する。
記事 データベース まだ二重入力を続ける? Salesforce連携「後回し」企業が知らない、データ連携の威力 まだ二重入力を続ける? Salesforce連携「後回し」企業が知らない、データ連携の威力 2023/03/27 CRM(顧客管理)やSFA(営業管理)などの機能を中核としたクラウドプラットフォームとして、世界中の企業で導入・活用されている「Salesforce」。ただし、その活用が進めば進むほど、周辺システムとのデータ連携の課題が顕在化する。ERPを含む周辺システムとSalesforceをつないでデータを有効活用するには、どのような方法があるのだろうか。ここでは、最も簡単で効果的な方法を解説する。
記事 業務効率化 「攻めの法務」の始め方とは? 実践に当たって必ず押さえたい3つのポイント 「攻めの法務」の始め方とは? 実践に当たって必ず押さえたい3つのポイント 2023/03/24 M&Aやガバナンス、グローバル展開、さらには行政や立法府と連携してのルールメイキングなど、企業法務の活躍のフィールドは、かつてないほど広がりつつある。そうした中で今注目を集めているのが、「攻めの法務」だ。事業戦略や経営の意思決定を支援する戦略法務の実現こそがイノベーションを創出し、自社の事業成長ばかりか、社会の進歩への貢献にもつながるのだという。本稿では、その具体的な役割や体制構築のポイント、そして事例などを追っていく。
記事 データベース もう情シスに頼らず済む?社員が自由に「セルフデータ活用」できる最強組織のつくりかた もう情シスに頼らず済む?社員が自由に「セルフデータ活用」できる最強組織のつくりかた 2023/03/22 勘や経験に頼らず、データに基づいた客観的根拠による意思決定を行うことが、今やビジネスの現場に欠かせないものとなってきた。そうした中、多くの企業がデータ活用を経営の中心に据えるべく、社内外のデータの統合・可視化を進め、データ分析が可能な環境構築を進めている。しかし、多くの企業は「集めたデータをどう活用すれば良いのか」や「データ活用をする文化が社内に根付かない」という課題から、成果に結びつけられていないようだ。そうした中、本記事では、限られた担当者だけでなく、多くの従業員がセルフでデータ活用に取り組む文化を根付かせることに成功した“ある企業”の取り組みを解説したい。
記事 IT戦略・IT投資・DX 一石四鳥で大成功「タカラバイオのDX戦略」、毎日1時間の時短を叶えた“脱ISDN”とは 一石四鳥で大成功「タカラバイオのDX戦略」、毎日1時間の時短を叶えた“脱ISDN”とは 2023/03/20 タカラバイオは、バイオテクノロジーの研究開発によるバイオ産業の支援および遺伝子医療の開発などを展開している。同社では近年、全社を挙げてデジタル化による生産性向上に注力。このうち財務・経理部門では、取り組みの一環として2024年1月末のISDN回線の終了に伴う「脱ISDN回線」を進めてきた。実はこの脱ISDN回線の取り組みによって、4つのメリットを享受できたという。本稿では、その詳細なプロジェクトについて、タカラバイオの担当者に話を聞いた。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 4割超が自覚「10年以内にビジネス破壊」、迫る「フルデジタルの世界」にどう備える? 4割超が自覚「10年以内にビジネス破壊」、迫る「フルデジタルの世界」にどう備える? 2023/03/20 ガートナーが2022年4月に実施した調査では、産業革命レベルのテクノロジーが与える影響について、43.7%の企業が「10年以内にビジネスそのものを破壊し、自社にも大きな影響がある」と考えていることが分かった。そして、現代におけるメタバースこそ、産業革命的なインパクトを社会にもたらすものであり、「メタバースが実現すると目される2030年に備えよ」とガートナーは提言する。「リアルのデジタル化」と「デジタルのリアル化」が双方向で進む今、どのようなテクノロジーに注目し、具体的にどう備えすべきなのか。ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント,アナリスト、亦賀忠明氏が解説する。
記事 その他 Web会議の生産性を爆上げする方法、ストレス元凶「音トラブル」はなぜ無くならない? Web会議の生産性を爆上げする方法、ストレス元凶「音トラブル」はなぜ無くならない? 2023/03/16 コロナ禍を経て、ハイブリットワークが普及した。オンライン会議が当たり前になり、企業にはそのための環境整備が求められている。ここでポイントとなるのが、オンライン会議でのトラブルとして上位を占めるのが「音声」に関連しているという事実だ。音質の悪い会議は参加者にストレスを与え、内容の理解を妨げるため、生産性や売上の低下にもつながりかねない。日常となったオンライン会議をアップデートし、生産性を上げる方法について考える。
記事 コンプライアンス総論 双日担当本部長が語る「法務DX」とは? 30年の経験を経て判明した「本質」「目指す姿」 双日担当本部長が語る「法務DX」とは? 30年の経験を経て判明した「本質」「目指す姿」 2023/03/13 双日担当本部長が語る「法務DX」とは? 30年の経験を経て判明した「本質」「目指す姿」総合商社として、自動車や航空産業、プラント、エネルギー、金属資源などのさまざまな分野のビジネスを国内外で手掛ける双日。グローバル化や業務の多様化への対応に多くの企業が苦慮する中で、同社も同様の課題を抱えており、その対応策として、データやテクノロジーの活用が必須であるととらえ、現在では社長主導のもとDXに取り組んでいる。双日法務部もDX化に取り組んでおり、米国やインドネシアなどで法務やコンプライアンスの業務に携わり、現在はCCO兼 法務・内部統制担当本部長を務める守田達也氏に、その取り組みを聞いた。
記事 RPA・ローコード・ノーコード DXの壁を壊すノーコード活用術、星野リゾートが「現場主導」でデータ活用できるワケ DXの壁を壊すノーコード活用術、星野リゾートが「現場主導」でデータ活用できるワケ 2023/03/13 デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを進めてきた企業が、データを活用する段階で足踏みしている。データソースのサイロ化とIT人材不足によって、さまざまなデータの一元管理・活用が難しいことが大きな原因だ。こうした状況の打開策として、非IT人材でも各種データソースへの接続設定を行えるデータ連携基盤やノーコードツールの導入がある。そこで本稿では、非IT人材がデータ連携やDX推進を実現する方法について、星野リゾートの事例等を交えて解説する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 世界CEO調査でわかったCIO3つの重要課題、従業員重視、グローバル化終焉、インフレにどう対応? 世界CEO調査でわかったCIO3つの重要課題、従業員重視、グローバル化終焉、インフレにどう対応? 2023/03/06 ガートナーが2022年にグローバルの企業CEOに対して実施したサーベイでは、経営トップの優先課題が大きく変化した年になった。成長を重視する姿勢は変わらないものの、やや低下傾向を示し、従来は顧客を重視してきたが、今回の調査では優先度が10位へと大幅に低下。代わりに「従業員」の優先度が2位に伸びた。グローバル化は終焉を迎え、売上高/利益拡大は緩やかになる一方で、環境への要求は高まった。さらには新たに「インフレ」という新しい課題も生まれている。2023年以降、どの課題にテクノロジーとリソースを振り向けるべきか、ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント, アドバイザリー、松本良之氏が解説する。
記事 流通・小売業界 NEC×江崎グリコ×サッポロビール3社が激白、「コロナ後の需要」どうなった? NEC×江崎グリコ×サッポロビール3社が激白、「コロナ後の需要」どうなった? 2023/03/06 コロナ禍を経て世の中が「Withコロナ」に移行する中、円安、それを受けた原材料の高騰など大きな市場環境の変化に対応していくため、サプライチェーンマネジメント(以下、SCM)を支える需要予測の重要性はますます高まっている。そこで、江崎グリコで需給オペレーション全体を取りまとめる峯尾 忠氏と、サッポロビールでサプライチェーン部門を統括している吉邑 大輔氏、NECで需要予測エバンジェリストを務める山口 雄大氏がWithコロナの需要予測の重要性などについて本音で語り合った。
記事 経営戦略 北欧フィンエアーは、なぜ日本市場最強なのか?明かす独自戦略 北欧フィンエアーは、なぜ日本市場最強なのか?明かす独自戦略 2023/02/27 4 世界のエアラインはコロナ禍でダメージを受けた。その中でも他方面に比べ欧州のエアラインへの影響は大きかった。輸送力が下がった中でも米国・中国・中東エアラインはさほど順位を変えずにランキングしているが、欧州エアラインは一部のLCCを除き、フルサービスキャリアが軒並み順位を落とした。そのような厳しい状況の中、フィンランドの航空会社フィンエアーは日本路線を重要視し圧倒的な地位を築く。それはなぜか。フィンランドと日本の関係性を振り返りつつ、その戦略を追った。
記事 環境対応・省エネ・GX 投資家の評価もガラッと変わる?日本企業の企業価値を向上させる“ある方法”とは 投資家の評価もガラッと変わる?日本企業の企業価値を向上させる“ある方法”とは 2023/02/22 サステナビリティやESGへの取り組みは、すでに企業活動の根幹に関わる重要なテーマとなっている。世界的なESG投資の拡大もあり、取り組みに関わる情報を積極的に開示することも欠かせない。しかし、世界の先進企業と比べると、日本企業は情報開示に不十分な点があり、投資家から高い評価を得られているとは言いがたい。 これまでも日本企業は、自社のさまざまな取り組みにかかる情報(いわゆる非財務情報)の開示が足りていないという指摘はあったが、なぜ改善が見られないのだろうか。原因を探ると、日本企業が抱える“ある問題”が関係しているようだ。
記事 IT戦略・IT投資・DX ESG「余裕があればやろう」企業が背負っている重大リスク、世界調査で判明「成否の差」 ESG「余裕があればやろう」企業が背負っている重大リスク、世界調査で判明「成否の差」 2023/02/16 現代において「サステナビリティ(持続可能性)」や「ESG(環境・社会・ガバナンス)」の視点は、企業経営に大きな影響を与えるテーマとなっている。世界40カ国の企業の最高経営責任者(CEO)3000人に対する調査から「サステナビリティ」の最新動向と重要性、日本企業が実践すべき具体的なアクションまでを整理する。
記事 セキュリティ総論 まさかの倒産も…サイバー攻撃「4つの事例」を厳選、被害企業が語った“学び”とは まさかの倒産も…サイバー攻撃「4つの事例」を厳選、被害企業が語った“学び”とは 2023/02/15 企業活動に甚大な被害を及ぼすセキュリティ脅威がランサムウェアを中心に急増し、ネットや新聞でも多数報道されている。しかし、こうした報道から、自社のセキュリティ対策に生かせる学びは残念ながらさほど多くはない。たとえば、被害に遭った企業では、どのようなセキュリティ対策が行われており、それがどんな方法で破られたのかを知ることができれば、より有効な対策を施すための助けになるだろう。そこで本稿では、サイバー攻撃の被害企業へのヒアリング調査から4つの事例を紹介しつつ、真に有効なセキュリティ対策について探っていきたい。
記事 システム開発総論 中島聡氏が断言、「イノベーションは、コードから生まれる」と言えるワケ 中島聡氏が断言、「イノベーションは、コードから生まれる」と言えるワケ 2023/02/12 日本のデジタル競争力が米国に大きく水をあけられているのはビジネス+ITの読者ならよく知った事実だろう。この原因について、Windows 95の開発にも携わった天才プログラマー、中島 聡氏は「ソフトウェアエンジニア自身がコードを書くかどうか。このことが米国と日本のIT産業の明暗を分けた」と語る。中島氏がITゼネコンとも言われるいびつな構造の問題点と、自身の経験に裏打ちされた、ソフトウェア開発によるイノベーションの実現方法について解説した。
記事 ネットワーク管理 日光ケミカルズが「ネットワーク運用」にメスを入れたワケ、IT部門はどう変わった? 日光ケミカルズが「ネットワーク運用」にメスを入れたワケ、IT部門はどう変わった? 2023/02/02 ハイブリッドワークの普及、ITシステムの複雑化、IoT機器の業務利用の進行などによって、IT部門の負担が増大している。慢性的な人材不足という状況もあり、DXの推進やIT戦略の立案・実行など、IT部門が本来取り組むべき業務が進んでいない。こうした現状を打破するために、非常に効果的なのが実は「ネットワーク運用管理」の見直しだ。クラウドネイティブなネットワーク基盤を活用することによって、IT部門の効率化をいかに実現するのか、日光ケミカルズの事例などから考察する。
記事 ERP・基幹システム 日立物流「DX戦略」の秘密、“ロードマップ”も大公開、3本柱・6領域をどう変革? 日立物流「DX戦略」の秘密、“ロードマップ”も大公開、3本柱・6領域をどう変革? 2023/01/30 日立物流はデータドリブン経営を実践することで、企業価値の向上を図っている。これを実現するため、「ガバナンス強化」「標準化と省力化」「データ利活用」を3本柱としたDXに取り組む。加速度的に取り組みを進められるよう、同社ではその根幹を担う基幹システムを刷新。2022年4月から、ERP(企業資源計画)フロント、新ERP、DXエンジン、BIツールから構成される新システムを順次展開している。今回は基幹システム刷新の事例を紹介するとともに、DXを成功に導く経理・財務部門のあるべき姿を考察していく。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 「Excel依存はDXを妨げる」は本当か? 定説を覆すアプローチが凄い 「Excel依存はDXを妨げる」は本当か? 定説を覆すアプローチが凄い 2023/01/30 企業の成長を大きく左右するDXの取り組みだが、躓く企業は多い。その1つの要因となっているのがExcelに依存した業務の存在だ。あらゆる部門がそれぞれバラバラにExcelファイルを使用することで、社内にファイルが散在し、収集・集計などに手間がかかってしまうほか、Excelは転記ミスや多重入力が起こりやすく、結果として作業工数を増やしてしまうこともある。問題の多いExcel業務だが、そうは言っても非常に便利なExcelを「まったく使わない」というのは現実的ではない。解決策はあるのだろうか。
記事 運用管理 現実解「クラウドスマート」の威力、クラウド移行の最適解とその手順とは? 現実解「クラウドスマート」の威力、クラウド移行の最適解とその手順とは? 2023/01/25 企業ITシステムのクラウド移行が進む中、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展も相まって、パブリッククラウドの活用が進んでいる。一方、オンプレミスのワークロードも残り、企業はハイブリッドクラウド形態の中で、ITインフラの「最適な移行先」を選定することの重要性が増している。そこで、「適材適所のクラウド利用」=「クラウドスマート」を実現するためのクラウド移行の考え方はどのようなものかを解説する。