記事 スマートフォン・携帯電話 モバイル業務活用の“先駆者”DeNAが明かす「BYOD安全運用実現の4つのポイント」 モバイル業務活用の“先駆者”DeNAが明かす「BYOD安全運用実現の4つのポイント」 2017/08/15 ゲームをはじめ、モバイルを中心としたインターネットサービスを提供するDeNA。フィーチャーフォン時代からモバイルの業務活用に積極的に取り組んできた同社は、BYODを採用した。しかし、そこからBYOD廃止を経て「会社支給端末+BYOD」の「ハイブリッド運用」へと移行した。その時々に応じてBYODのあり方を見直してきたDeNAは、どのように社員の利便性とセキュリティを両立し、モバイルシフトを実現したのか。同社 セキュリティ部 セキュリティ推進グループの平田千幸氏が、BYOD推進に不可欠な「4つのポイント」を解説した。
記事 個人情報保護・マイナンバー 実在しない人間を作る「合成ID詐欺」の脅威、金融機関の被害総額は「不明」 実在しない人間を作る「合成ID詐欺」の脅威、金融機関の被害総額は「不明」 2017/08/15 クレジットカード、個人認証(ID)のセキュリティ強化が図られる一方で、ID詐欺を働く犯罪集団もその手口を変え、時代に対応しつつある。現在、米国で静かに問題となりつつあるのが「合成ID」という問題だ。現存する社会保障番号に他人あるいは架空の情報を組み合わせ、なんと「実在しない人間」を作り上げる。マイナンバー制度を導入した日本にも、同様の詐欺が波及する危険性がある。
記事 セキュリティ総論 朝日新聞が報じた「ネット遮断のおそれ」は本当か? ルートゾーンKSKの変更とは 朝日新聞が報じた「ネット遮断のおそれ」は本当か? ルートゾーンKSKの変更とは 2017/08/09 7月21日、朝日新聞が「企業LAN、ネット遮断のおそれ 総務省が確認呼びかけ」という記事を報じた。CIO、CISOと呼ばれる人たちやネットワーク管理者、セキュリティ担当者なら、ICANNが以前からアナウンスしているDNSルートゾーンの署名鍵のロールオーバーについては把握しているだろう。しかし、この新聞の見出しが同じことを言っているとすぐにわかるだろうか。上司や他部署からいらぬ問い合わせが増えそうな記事である。
記事 CDN・ADC・ロードバランサ パブリッククラウドで直面する「3つの課題」にはコロケーションサービスが有効だ パブリッククラウドで直面する「3つの課題」にはコロケーションサービスが有効だ 2017/08/01 企業内でさまざまなクラウドサービスの利用が進む中、IT部門にはマルチクラウド環境に対するガバナンスを一元的に利かせて、セキュリティや可用性を一定水準以上に担保することが求められている。その際に考えるべきポイントが、システムの冗長性をどうするか、またセキュリティポリシーやネットワークの設計をどうするかといった点だ。この時に解決策の1つとなるのが、コロケーションサービスの利用だ。
記事 セキュリティ総論 クラウド・セキュリティにまつわる3つのリスク、どう克服すればよいのか? クラウド・セキュリティにまつわる3つのリスク、どう克服すればよいのか? 2017/08/01 クラウドコンピューティングが爆発的に拡がる現在、安全かつ迅速なクラウド導入は、企業にとって喫緊の課題だ。だが、いまだにセキュリティへの懸念を払拭できないまま、導入はおろか具体的な検討にも踏み切れないケースは少なくない。こうした状況下で、企業はどう「クラウド・セキュリティ」を考え、自社の業務システムへの導入を進めていくべきなのか。ガートナー リサーチ部門 リサーチ ディレクター イアン・マクシェーン氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 クラウドホッパー作戦とは何か 日本も標的? 中国発「APT10」のサイバースパイ活動 クラウドホッパー作戦とは何か 日本も標的? 中国発「APT10」のサイバースパイ活動 2017/07/31 クラウドホッパー作戦というサイバースパイ活動キャンペーンをご存じだろうか。ファイア・アイ、BAEシステムズ、PwCらが分析レポートを出しているが、古くは2008年から観測されている「APT10」による攻撃キャンペーンだ。APT10は、活動時間帯や利用しているインフラなどから、中国のグループだと指摘されている。主な手口はスピアフィッシングとITサービスプロバイダを経由する不正アクセスで個人情報や知財を狙った攻撃だ。
記事 セキュリティ総論 「セキュリティ・チームを解散せよ」とガートナーのショルツ氏が語る理由 「セキュリティ・チームを解散せよ」とガートナーのショルツ氏が語る理由 2017/07/31 IoTの進展により、デジタルとフィジカルの融合がより進んでいくが、従来のセキュリティ・チームは、こうしたデジタルビジネスへの変革を「阻害する」要因になっている。ではデジタルビジネスの時代にセキュリティを担保していくにはどうしたらよいのか。ガートナー リサーチ バイス プレジデント兼 ガートナー フェローのトム・ショルツ氏はなんと「既存のセキュリティ・チームは解散したほうがよい」と語る。その真意とは何か。
記事 セキュリティ総論 暗号化が「逆に危ない」? 攻撃者はセキュリティ対策回避に暗号化通信を“活用”する 暗号化が「逆に危ない」? 攻撃者はセキュリティ対策回避に暗号化通信を“活用”する 2017/07/28 近年、日本企業を狙ったサイバー攻撃が急増している。ランサムウェア「WannaCry」は、複数の日本企業でもその感染が確認された。WannaCryの感染経路は特定されていないものの、今後もランサムウェアやバンキングマルウェアを使った攻撃が続くことは間違いない。特に深刻なのが、改ざんされた正規サイトや広告を表示するだけで、マルウェアが仕込まれる攻撃だ。セキュリティコンサルティング企業のラックが、サイバー攻撃の検知・分析の最新動向と対策事例について説明した。
記事 グループウェア・コラボレーション 標準のOffice 365では「満足できない」 より使いこなすための3つのポイントとは 標準のOffice 365では「満足できない」 より使いこなすための3つのポイントとは 2017/07/25 企業ITシステムのクラウド化、特にコミュニケーションを司るグループウェアのクラウド化が進んでいる。グループウェアは働く場所と時間を選ばないクラウドと相性が良く、「働き方改革」を実現する手段の1つとしても注目が高い。中でも導入企業数で一歩先んじているのが、マイクロソフトの「Office 365」だ。標準機能だけでもほとんどのビジネス要件に対応することが可能だが、世界基準でより多くの企業をターゲットにしているため、細かな使い勝手やセキュリティには満たされない部分もある。そこで、Office 365を「より安全に」「より便利に」使うためのポイントについて探った。
記事 セキュリティ総論 アダプティブ・セキュリティとは何か? いま注目すべき10のセキュリティアジェンダ アダプティブ・セキュリティとは何か? いま注目すべき10のセキュリティアジェンダ 2017/07/25 国内におけるサイバー攻撃の脅威が高まり、クラウドやモバイルなどによるデジタル化の波はグローバルに広がっている。こうした状況下で、セキュリティ担当者はデジタルの特性を踏まえた新たなセキュリティのアーキテクチャ「アダプティブ・セキュリティ」に取り組んでいく必要がある。ガートナー リサーチ部門 リサーチ ディレクターの礒田 優一 氏が、2017年の重要な10のセキュリティアジェンダを紹介するとともに、セキュリティ・リーダーが果たすべき役割について解説する。
記事 バックアップ・レプリケーション クラウド化が引き起こすデータ保護製品の「乱立・サイロ化」はどう防げばいいのか クラウド化が引き起こすデータ保護製品の「乱立・サイロ化」はどう防げばいいのか 2017/07/24 企業システムのクラウド化は、もはや止められない流れだ。今後、さらにクラウド導入がすすめば、いずれは物理/仮想/クラウドを用途・ニーズに応じて使い分けるのが、企業ITの当たり前になるだろう。ただし、そこにいたるプロセスでは、ソリューションの乱立・サイロ化が起こり、結果として企業のITシステムの複雑化、生産性の低下を招いてしまう可能性がある。それはどういうことなのか。今回は、この問題を整理してみたい。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoTのセキュリティ対策をガートナーが解説、「困難だが不可能ではない」 IoTのセキュリティ対策をガートナーが解説、「困難だが不可能ではない」 2017/07/24 IoT(Internet of Things)およびOT(Operational Technology:運用技術)の発達・普及により、デジタルな攻撃が物理的なセキュリティに影響を及ぼすリスクが増している。個人が所有するモノ、法人が使うモノ、あらゆる「モノ」がつながり合う世界で、組織のセキュリティ担当者は攻撃にいかに備え、対抗すべきか。ガートナーのリサーチ ディレクターであるデイヴィッド・アンソニー・マーディ氏が、2017年時点のIoT、OTセキュリティの現状を解説し、今後を予測する。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ ワークスタイル変革を進める「低コスト・高セキュリティ」モバイルのすすめ ワークスタイル変革を進める「低コスト・高セキュリティ」モバイルのすすめ 2017/07/18 ワークスタイルの変革は、いまや国を挙げた取り組みとなった。少子高齢化に伴う労働力人口の不足を補うには、高齢者や子育て世代、親の介護が必要になった世代などを支援し、多様な働き方を実現することが不可欠だからだ。しかし、それに必要な環境を整備するには、相応のコスト・手間がかかる。より低コストでもっと手軽に、かつセキュアなリモートワーク環境を整備するにはどうすればよいのだろうか。
記事 セキュリティ総論 ランサムウェア対策製品の選び方とは? 最新技術は? ランサムウェア対策製品の選び方とは? 最新技術は? 2017/07/13 ランサムウェアの被害が急増している。5月にはWindowsをターゲットとした「WannaCry」による大規模なサイバー攻撃が世界中で始まり、数十万台以上のコンピューターが感染し、身代金が要求された。ランサムウェアが厄介な点は、いずれの企業もセキュリティ対策を施しているにもかかわらず、被害にあう可能性があることだ。さらに従来のような標的型ではなく、バラマキ型が多いため、大企業のみならず、中小・中堅企業でも被害にあってしまう。喫緊の課題となったランサムウェア対策をどう進めていくべきなのだろうか?
記事 ID・アクセス管理・認証 事例:日本ワムネット「より高まるお客様からのセキュリティ要件に的確に対応できる」特権ID管理体制を構築 事例:日本ワムネット「より高まるお客様からのセキュリティ要件に的確に対応できる」特権ID管理体制を構築 2017/07/12 日本ワムネットは、1999年の設立以来、一貫してコンテンツ・ソリューション事業を展開してきた企業だ。特に同社のデジタルファイル伝送・保管サービスは、出版・メディア・エンタメ業界などで、GBクラスの大容量ファイルを安全かつ迅速に受け渡すオンライン・プラットフォームとして重用されてきた。その後、一般企業のビジネス文書への伝送ニーズが高まり、あらゆる業種・業界で活用されるサービス「GigaCC」を提供するに至った。日本ワムネットは、企業向けサービスの安全性を第一義に考え、この10年間で継続的な改善を進めてきたが、さらに顧客の要求に応えるべく、特権ID管理ソリューションを導入し、万全なセキュリティ体制を整備したという。
記事 ID・アクセス管理・認証 クラウド混在で複雑化した「認証」は、業務の生産性を落としていないか? クラウド混在で複雑化した「認証」は、業務の生産性を落としていないか? 2017/07/10 いまや、多くの企業で既存の業務アプリケーションとクラウドサービスを組み合わせて利用するのが当たり前になりつつある。しかし、その影で見落とされがちなのが「認証」だ。アプリケーションが増えれば、当然、IDとパスワードの管理は煩雑になる。アプリケーションが片手で数えられる間はまだいい。しかし、そのまま放置すれば、いずれは根本的な問題に直面するだろう。手を打つなら早いほうがいい。
記事 セキュリティ総論 ランサムウェアは脅威だが、コストはかけられない… 低コストで効果的な対策とは ランサムウェアは脅威だが、コストはかけられない… 低コストで効果的な対策とは 2017/07/10 企業や個人のPCを乗っ取って、ファイルを暗号化、またはロックすることで、身代金を要求する拡散型のランサムウェアが猛威をふるっている。たとえばWannaCryのようなランサムウェアは、どんな企業・個人でも被害にあう恐れがあり、特にセキュリティ対策に無頓着だった中小企業や個人も本腰を入れて対策を練らなければいけない状況だ。とはいえ、セキュリティ対策にはコストがかかるし、ユーザーの利便性もトレードオフの関係になってしまうという悩みもある。企業・個人にとって本当に効果的に働き、マルウェアの脅威から守ってくれる対策はないのだろうか?
記事 情報漏えい対策 企業は「平均928個」クラウドを使用、シャドーITだらけの実態が明らかに 企業は「平均928個」クラウドを使用、シャドーITだらけの実態が明らかに 2017/07/10 自社でどのくらいクラウドアプリケーションを利用しているか問われると、「多くても30~40個ではないか」と答える人が多いのではないだろうか。しかし、実際の平均はなんと「928」であることが、シマンテックの調査で明らかになった。クラウドサービスの業務利用が拡大するにつれ、従業員が利用するITアセットの管理が困難になり、コンプライアンスもままらない「シャドーIT」の実態が浮き彫りになったと言えるだろう。シマンテックが分析した「2016年後期 シマンテック シャドーデータレポート」の概要を追ってみよう。
記事 ID・アクセス管理・認証 情報漏えい対策のデータ暗号化が「BitLockerだけでは不十分」なワケ 情報漏えい対策のデータ暗号化が「BitLockerだけでは不十分」なワケ 2017/07/03 セキュリティ対策において、暗号化は最も基本的かつ重要な対策の1つだ。その暗号化の分野において、米国の政府機関等でそのソリューションが導入されるなど、高い評価を得ているのがカナダに本社を置くWinMagic社である。もともとはディスク暗号化を得意とする企業だが、専業ベンダーだからこその開発スピードを活かしてWindows 10にいち早く対応し、最近はクラウドの暗号化ソリューションも提供するなど、ビジネスの幅を広げつつある。COOであるマーク・ヒックマン氏に、同社のテクノロジーとソリューション、戦略などについて話を聞いた。
記事 グループウェア・コラボレーション 事例:なぜグリーは、無償のツールから有償のビジネスチャットへ乗り換えたのか? 事例:なぜグリーは、無償のツールから有償のビジネスチャットへ乗り換えたのか? 2017/06/30 ビジネスのスピードが早まり、効率的なコミュニケーションを行うIT基盤の整備が求められる。ビジネスチャットという言葉が注目される前から、インスタントメッセンジャーを積極的に業務活用してきた「先駆者」がグリーだ。同社 情報システム部の古屋 高宏氏は、2013年にビジネスチャットツールを移行した経験から、グリーがどのような視点でツールの選定、移行を行い、どのように業務活用しているかについて解説した。
記事 バックアップ・レプリケーション バックアップにイノベーション到来!ハイパーコンバージドバックアップがもたらすもの バックアップにイノベーション到来!ハイパーコンバージドバックアップがもたらすもの 2017/06/28 クラウドやIoTの進展などで、企業が保有するデータ量は爆発的に増大し、またそのインフラ基盤も複雑化している。しかし、バックアップ/リカバリーの領域は旧態依然としたシステムのまま運用されており、なかなかIT管理者の負担は軽減されていないのが現状だ。こうした中、ようやくバックアップの世界にもイノベーションが起きようとしている。ここでは「構築、運用が大変」「コスト増加」「データが戻せない」といった課題を一気に解決する「ハイパーコンバージドな」バックアップソリューションについて紹介する。
記事 グループウェア・コラボレーション メールはもはや「遅すぎる」 最適な企業向けチャットツールを探せ メールはもはや「遅すぎる」 最適な企業向けチャットツールを探せ 2017/06/28 ビジネスにおいて「スピード」がますます求められる昨今では、少しのコミュニケーションロスが売上に大きな影響を及ぼしかねない。ネットワークやデバイスといったテクノロジーが進化する中で、メールという手段は果たして今でも最適なコミュニケーションツールだろうか? 企業はセキュリティを確保しつつ、今よりさらにビジネスを加速させるコミュニケーション環境について、さまざまな可能性を探っていくべきタイミングと言えるだろう。
記事 セキュリティ総論 東名高速の衝突事故、東神観光バス「13時間の危機管理」から学ぶべきもの 東名高速の衝突事故、東神観光バス「13時間の危機管理」から学ぶべきもの 2017/06/26 2017年6月10日、東名高速道路にて痛ましい衝突事故が起きてしまった。上り線の新城パーキングエリア付近を走行中の観光バスに、対向車線から乗用車が飛んできて衝突したというものだ。今回注目したいのは、被害にあったバス会社「東神観光バス」が異例の早さで車載カメラ(ドライブレコーダー)の映像を公開し、約13時間後に即日で緊急リリースを出したという点だ。精査してみると、今回の事故でバス側に死者がでなかった背景、同社の危機管理への意識が見えてくる。インシデント対応からも参考になる本事例を掘り下げてみたい。
記事 セキュリティ総論 企業のドメイン名が不正取得されたら?対策とドメイン名紛争処理の仕組み 企業のドメイン名が不正取得されたら?対策とドメイン名紛争処理の仕組み 2017/06/20 Webサイトを運営している企業にとって、自社名や商品、サービスなどの名称をドメイン名として取得する行為は欠かせない。そんなドメイン名は、転売、営業妨害、フィッシングサイトなどを目的として、第三者によって不正に申請、取得されることでビジネス上のさまざま問題が起こり得る。こうした際に、企業はどのような対策がとれるのだろうか。JPCERT/CCではまさにこの問題を経験し、解決するまでの措置の詳細を公開している。類似ドメイン名を不正取得された場合の対処方法のひとつとして紹介しよう。
記事 バックアップ・レプリケーション ランサムウェア対策にもっとも有効なのが「バックアップ」である理由 ランサムウェア対策にもっとも有効なのが「バックアップ」である理由 2017/06/06 企業内のデータを勝手に暗号化し、それを人質に"身代金”を要求するランサムウェア「WannaCry」が猛威を振るっている。WannaCryはWindowsの脆弱性を突いて感染を広げるもので、世界各国の企業や医療機関などで被害が確認されており、日本でも多数の企業で感染が報告されている。増え続けるランサムウェアの被害に備えるには、基本的なマルウェア対策やアップデートが重要なのは言うまでもないが、今やそれだけでは感染そのものは防げないのが現実。そこで重要になるのが、データのバックアップである。なぜデータのバックアップがランサムウェア対策に有効なのか。またランサムウェア対策に最適なバックアップの考え方とは?
記事 セキュリティ総論 セキュリティ市場は2021年にさらに拡大、改正個人情報保護法やランサムウェア追い風 セキュリティ市場は2021年にさらに拡大、改正個人情報保護法やランサムウェア追い風 2017/06/05 IDC Japanによる国内情報セキュリティ市場における2016年~2021年の予測によると、ソフトウェア製品とアプライアンス製品を合わせたセキュリティ製品の市場は、2016年~2021年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)が4.1%で、市場規模は2016年の2,839億円(前年比5.1%増)から2021年には3,477億円に拡大することがわかった。また、コンサルティングやシステム構築、運用管理、教育/トレーニングサービスを含むセキュリティサービスの市場は、2016年~2021年のCAGRが5.6%で、市場規模は2016年の7,190億円(前年比成長率5.1%増)から2021年には9,434億円に拡大するという。
記事 Web戦略・EC コンシューマWebサービスのID管理・アクセス制御は“攻めの戦略”だ 実現に立ちはだかる壁の超え方 コンシューマWebサービスのID管理・アクセス制御は“攻めの戦略”だ 実現に立ちはだかる壁の超え方 2017/06/05 近年、消費者向けWebサービスやアプリにおいて、ソーシャルログインや他サービスとの連携は今や当たり前となり、IoT、Fintechなど技術面、制度面からも、顧客IDに基づく情報連携やビジネス革新は、今後更なる拡大が予測される。一方、IDが連携・統合されることで、昨今高度化する外部からの脅威もサービス提供事業者にとっては見過ごせない領域にきている。そこで、今注目されるのがコンシューマのアクセスマネジメント(Consumer Identity and Access Management)だ。では、顧客の情報を守り、効率的にビジネスを拡大していくためには一体どうしたらよいのだろうか?
記事 ID・アクセス管理・認証 ヤフー楠正憲氏が語る「引き算の認証・アクセス基盤整備」で情報漏えいを防ぐ方法 ヤフー楠正憲氏が語る「引き算の認証・アクセス基盤整備」で情報漏えいを防ぐ方法 2017/06/05 ランサムウェア「WannaCry」のインシデントが大きく報じられた。企業はランサムウェアをはじめとするマルウェア感染、不正アクセスなどのサイバー攻撃に備えなければならない。その一方、業務デバイスが多様化し、業務に必要なモビリティ確保にも対応しなければいけない。企業はどのようにID統制、認証基盤を整備していけばよいのか。ヤフーCISO Board / CDO Boardの楠 正憲氏に、不正アクセスや情報漏えいを防ぐための業務設計と、情シス部門のリーダーシップのあるべき姿について話を聞いた。
記事 バックアップ・レプリケーション WannaCry事件から学ぶ、ランサムウェアに立ち向かう「本当の」バックアップ術 WannaCry事件から学ぶ、ランサムウェアに立ち向かう「本当の」バックアップ術 2017/06/05 5月12日頃より、全世界的に被害が報じられているランサムウェア「WannaCry」。金銭支払いの手順を日本語で案内するなど、攻撃はグローバル化し、「金銭目的」「組織的犯罪」の手口はどんどん洗練されてきている。ランサムウェアの被害を最小化するのに有効な対策がバックアップだが、最近では企業のバックアップ期間中に潜伏し、バックアップされたデータをすべて暗号化してしまうものも登場している。データの長期保存が可能で、バックアップもリカバリもスピーディに行えるランサムウェア向け「本当の」バックアップ術を探った。