開閉ボタン
ユーザーメニュー
ユーザーメニューコンテンツ
ログイン

株式会社野村総合研究所提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2014/06/24

IIJ事例:インターネットの草分け企業が直面した、社内システム管理の課題とその解決策

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、日本のインターネット時代を切り拓いたパイオニア企業だ。現在は、法人向けのインターネット接続サービスやクラウドサービスに加えて、モバイルサービスを展開するなど、さまざまな新規事業にも取り組んでいる。ネットワークサービスとシステムインテグレーション事業の融合を目指す同社は、グループ内の合従連衡も頻繁に起きるため、それに伴って社内システムが複雑化し、システムをつなぐバッチ処理に大きな問題が発生していた。社内システムを管理する事業基盤システム部の担当者に、その問題と解決方法を聞いた。

複雑化するシステムによりバッチ処理の遅延・エラーが深刻化

photo
インターネットイニシアティブ
事業基盤システム部
業務システム課長
佐藤 純也 氏
 IIJは、日本で最初にインターネット接続の商用サービスを開始した我が国におけるインターネットサービスの草分け的存在として知られている。現在のビジネスの中心は、インターネット接続サービスやIIJ GIOなどのクラウドサービス、システムインテグレーションなどの法人向けサービスだが、最近は低価格の高速モバイル通信サービスであるIIJmioなど、個人向けサービスにも力を入れている。

 ビジネスの拡大に合わせて、グループ企業との連携強化も推進。2010年には子会社であったIIJテクノロジーを吸収合併し、ネットワーク事業とシステムインテグレーション事業の一体化を図った。

 こうした連携強化の動きは、情報システム部門にあたる事業基盤システム部の業務にも大きな影響を与え、国内で高い評価を受けているクラウドサービスIIJ GIO上での社内システム構築といったサービス部門との連携を強化している。昨年はオンプレミス環境だった自社SAPをIIJ GIOに移行し、短期間に移行ができることを実証、自社事例としている。事業基盤システム部 業務システム課長 佐藤純也氏は、次のように振り返る。

「IIJテクノロジーとの合併をきっかけに、社内の業務システムが急激に増えました。そのため、各システムをバッチでつなぎ、数字をまとめる必要がありました。ただし、システムごとにジョブ管理の方法がバラバラだったため、各システムのジョブにかかる時間を推測してバッチを組まざるをえませんでした」(佐藤氏)

 IIJでは、あるジョブが終わる時間を推測し、その1時間後に次のジョブを実行するといった処理をしていた。ところが、各システムの処理データ量が増えるのに伴い、次第に時間内に処理が終わらなくなってきた。また、あるシステムの処理が予想より長引き、次のジョブと重なってエラーが発生し、夜中にエンジニアが対応を余儀なくされることもあった。

 さらに今後、グループ連携の強化にともなってシステム数はさらに増え、扱うデータも増大することは明らかだったため、早急な対策が求められていた。

この続きは会員限定です

ここから先は「ビジネス+IT」の会員の方(登録は無料)のみ、ご利用いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • 1

    インタビューから事例記事まで、ここでしか読めない1万本超の記事が無料で閲覧可能

  • 2

    導入事例資料や技術資料、デモ動画などを無料でダウンロード・閲覧可能

  • 3

    年間1,000本以上、会員限定のスペシャルセミナーにご招待

  • 4

    ビジネス+IT編集部が必読記事を、メールマガジンでお知らせ!

お勧め記事

関連リンク

特集ページ

関連コンテンツ

ビジネス+IT 会員登録で、会員限定コンテンツやメルマガを購読可能、スペシャルセミナーにもご招待!