博報堂DYメディアパートナーズとSEMインテグレーション事業大手のアイレップは、インターネット広告事業の強化を目的に、業務および資本提携を行うと発表した。
　インターネット広告に占める検索連動型（リスティング型）広告の割合は急増しており、今後SEM（Search Engine Marketing：検索エンジンマーケティング）が果たす役割は、より一層重要になると考えられる。
　アイレップはSEM領域において核となるSEO（Search Engine Optimization：検索エンジン最適化）とリスティング広告の両面において高い技術力、コンサルティング力、企業規模を有するインターネットマーケティング企業である。さらに、専門シンクタンク「SEM総合研究所」を所有するなど、進化の著しいSEM領域で常に最新の技術変化に対応できる高い専門性を持っている。
　両社は長期的なパートナーシップを想定した業務提携契約を締結し、博報堂DYメディアパートナーズがアイレップの実施する第三者割当増資に応じ、新株の引受を行う。質・量の両面において、広告主に対し、強力かつ的確なソリューション体制を構築していくという。