- 2007/05/23 掲載
三菱UFJニコス、情報共有強化で「KnowledgeMarket / HAKONE」導入
三菱UFJニコスでは、HAKONE導入前に次のような問題を抱えていた。社内の情報が散在していたため社員が適切な情報を迅速に活用することが難しい状況にあった。社内の情報共有は文書の発信者視点で行われていたため、情報使用者の立場に立った使いやすい情報共有基盤が望まれていた。
そのため、三菱UFJニコスは3つの狙いの元、HAKONE導入に踏み切ったという。1つ目は、社内の情報共有化と双方向コミュニケーションの活性化。2つ目は、業務品質の向上、ビジネスモデルの変革、構造改革の推進などスピードアップの促進。3つ目は、組織の一体感を醸成し総合カードビジネスNo.1にふさわしい情報インフラの構築である。
具体的には、ワークフローなど一部機能を除き、情報共有の場をHAKONEに移行。まず、Notes上の情報の棚卸しを行い、重要な文書を約17パーセントに絞り込んだ。その上でHAKONE上に全社員、部門ごとに必要とされる情報に整理し直した。この移行により、情報の一覧化、検索機能の充実、使いやすさの向上といった機能面の強化が図られている。また、利用者が必要とする情報を明らかにするため、文書ごとに閲覧者・人数がわかるようになり、内容に関するフィードバックも可能になったという。
今回の導入について、三菱UFJニコス 執行役員・経営企画部長 谷 秀千代様は次のように述べている。
「当社がKnowledgeMarket/HAKONEを選択した理由は、統合のタイミングで情報共有基盤を刷新する際に、既存のLotus Notesの情報を、エンドユーザーの視点で情報が整理・統合できる点が一番大きかった」「統合検索機能と使い勝手の改善によって、社員の情報共有環境を劇的に改善できると考えている。今後は、組織の一体感を醸成するコミュニケーションプラットフォームとして、総合カードビジネスNo.1にふさわしい情報共有を実践していきたい」
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