同製品は、OSやアプリケーションが設定ずみの状態をイメージファイル化し、クライアントに一斉配布(デプロイ)することで、大量導入時の工数を軽減するソリューション。クライアントWindows向けの「Acronis Snap Deploy 3.0 Workstation」(Windows 2000/XP/Vista対応)と、サーバWindowsおよびRed Hat Linux用の「Acronis Snap Deploy 2.0 Server」(Windows 2000 Server、Windows Server 2003/2008、RedHat ES3.0/ES4.0/AS3.0/AS4.0/5対応)の2種類からなる。
今回のバージョンでは、一括配布の自動化機能が強化されたほか、スタンドアロンのクライアントに対しても、DVDメディアを使って配布できるようになるなど、管理者負荷のさらなる軽減と用途の拡大を実現している。たとえば、配布予定のクライアントの台数がそろった時点で配布を開始したり、Wake On LANへの対応により、シャットダウンしているクライアントに対しても配布を開始したりといったことが可能になった。