- 2026/10/13 06:10 掲載
【保存版】Claude×Salesforce連携で営業が一新…今すぐ使える“神プロンプト”13選
連載:きょうから使える生成AI仕事術
X(旧 Twitter)@SuguruKun_ai では10万人超のフォロワーを持つ“ChatGPT ガチ勢”として知られる。2024年にAI研修・受託開発に特化した Uravation を創業し、上場企業や自治体への生成系AI導入支援・研修を提供。独自プロダクトとして話しかけるだけでスライド資料を自動生成する「SUGUKURU AI」をリリース。執筆・講演・メディア連載などでも活躍中。著書に『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術 仕事時間は1/100に成果は200%になる』(ともにSBクリエイティブ)、『AI推進担当になったら読む本』(大和書房) 。
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お礼メールもCRM更新も…営業の「商談後」が大きく変わる
研修先の営業部門で、毎回のように聞く悩みがあります。「商談そのものより、商談のあとが重い」。議事メモを整えて、お礼メールを書いて、Salesforceの次のステップと完了予定日を直して、Slackの案件チャンネルに報告する。1件あたりは15分でも、1日4件回れば1時間。結局、金曜の夜にまとめて入力して、月曜のパイプライン会議で「この商談、まだ生きてる?」と聞かれる(笑)。
先に結論を言います。これは「Salesforceを見に行くAI」ではなく、「Salesforceに書き戻すところまで、承認つきで任せられるAI」です。
ただし今はベータ版で、使える組織に条件があります。そこで本記事では、(1)発表内容の要点、(2)導入の条件と手順、そして(3)接続の承認を待たずに、Salesforceのレポートを貼るだけで今日から試せる商談プロンプト13本をお届けします。
恒例のコピペ用ダウンロード素材(Excel・練習用のサンプル商談データつき)も用意しました。
37の営業スキルの実力は…「Salesforce in Claude」の全体像
「Salesforce in Claude」で何ができ、誰が使えるのかを一覧表にまとめました。詳細は順を追って解説していきます。| 項目 | 内容 |
| 何が出た | ・Salesforceと共同開発のプラグイン「Salesforce in Claude」(ベータ版) ・37の営業スキル(取引先リサーチ、商談準備、パイプラインレビュー、CRM更新など) ・2つのコネクタ(Salesforce=読む・商談の更新・タスクの作成、Slack=商談チャンネルの要約) ・初回に自動で動くセットアップ用スキル |
| できること | ・朝のブリーフ ・商談前の準備 ・商談レビューとクロージング計画 ・商談後のフォローとCRM更新案 ・パイプラインのダッシュボードと予測コメント |
| 安全の考え方 | ・各自のSalesforceアカウントでサインインし、その人の権限で見える範囲だけを読む ・書き込む前に、変更を1件ずつ承認するのが既定 |
| 使える条件 | ・すべての有料Claudeプランでベータ提供。ただしセールスフォースがベータ申請で承認した組織が対象で、最新のSales Cloud Enterprise Editionが必要 ・動作するのはチャットとClaude Cowork(Web版・デスクトップ版) |
| 注意 | ・追加料金や提供地域についての記載は公式情報にはない(条件として明記されているのは、Salesforceのベータ承認と最新のSales Cloud Enterprise Editionの2点) ・申請は管理者がAgentExchangeのフォームから行う |
【まずはこれ】「5分即効」すぐ効くプロンプト3選
ベータ版の承認を待つ間も、やれることはあります。Salesforceの商談レポートをCSVやExcelで書き出して、Claudeに添付する(または貼り付ける)。それだけで、プラグインが狙っている3つの場面はほぼ再現できます。まずこの3本です。■【即効プロンプト1】朝のブリーフ(どの商談から手をつけるか)
添付したのは、私が担当している商談の一覧(Salesforceのレポートを書き出したもの)です。
今日は(2026年〇月〇日)です。次の順番で、朝のブリーフを作ってください。
1. 今週中に完了予定日が来る商談
2. 最終活動日から14日以上たっている商談
3. 次のステップが空欄、または期限切れの商談
それぞれ「商談名/なぜ気にすべきか/今日やる一手」を1行ずつ。
最後に、今日の優先順位を3つに絞ってください。
一覧に書かれていない事実は推測で補わず、「不明」と書いてください。
公式の「朝のブリーフ」は、当日の会議・近く完了予定の商談・リスクのある商談・返信が必要な未読スレッドを毎朝届ける機能です。貼り付け方式でも、「完了予定日」「最終活動日」「次のステップ」の3列さえあれば、同じ観点の一覧になります。研修先の法人営業チームでは、この3列を見て朝会の5分を回すだけで、月曜のパイプライン会議の空気が変わりました。
時短効果
手作業(レポートを目で追って付箋に書く)約20分 → Claude 約2分
注意
顧客名や金額を含むデータです。会社が許可したプラン・環境で使ってください。まずは本記事のダウンロード素材に入れた「練習用サンプル商談データ」で試すのが安全です。
■【即効プロンプト2】商談前の準備(15分後の会議に間に合わせる)
このあと〇〇株式会社との打ち合わせがあります。
下に、Salesforceの商談メモ、直近のメールのやり取り、前回の議事メモを貼ります。
次の形で、A4で1枚の準備メモを作ってください。
・商談の現在地(フェーズ、金額、完了予定日、次のステップ)
・前回からの宿題と、その状況
・まだ答えていない相手の質問
・今日必ず確認すること3つ
・まだ会えていない意思決定の関係者(メモに名前が出ている人だけ)
貼った資料に書かれていないことは書かないでください。
【商談メモ】
(ここに貼る)
【メール】
(ここに貼る)
【前回の議事メモ】
(ここに貼る)
プラグインの商談準備は、Salesforce・Slack・メールから「進行中の商談と現状」「今週チームが話した内容」「未返信のスレッド」「前回までの未解決の質問」を集めてきます。貼り付け方式で効くのは、最後の「まだ会えていない関係者」です。メモの中に名前だけ出てくる部長や情シス担当を拾ってくれるので、商談が止まる原因を会議の前に見つけられます。
時短効果
手作業(3つの画面を行き来して思い出す)約25分 → Claude 約3分
注意
メールの本文には個人情報が含まれます。貼る前に、署名欄の電話番号や関係のない宛先を消してください。
■【即効プロンプト3】商談後の3点セット(メール・社内報告・CRMの更新案)
下に、さきほどの商談のメモ(または文字起こし)を貼ります。
次の3つを作ってください。
1. 相手に送るお礼とフォローのメール(300字以内、宿題と期日を箇条書きで)
2. 社内の案件チャンネルに投稿する報告(5行以内)
3. Salesforceの更新案を表で:
項目(フェーズ/次のステップ/完了予定日/金額)|現在の値|変更案|根拠にしたメモの一文
メモに根拠がない項目は「変更なし」としてください。
私が確認してから入力するので、断定せず「案」として書いてください。
【商談メモ】 (ここに貼る)
ここが今回の発表の核心です。プラグインは、文字起こしやメモからフォローメール、Slackの商談チャンネル向けの要約、商談の更新案(次のステップ・フェーズ・完了予定日)を作り、担当者が確認してから反映します。貼り付け方式では最後の入力だけ自分でやりますが、「根拠にしたメモの一文」を表に出させると、上司に聞かれたときにそのまま答えられます。
時短効果
手作業(1件)約15分 → Claude 約3分(+入力1分)
注意
完了予定日と金額は、AIの提案をそのまま入れないでください。予測の数字に直結します。必ず自分の目で確かめてから入力します。
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