- 2026/10/16 07:10 掲載
【決定版】Claudeの“微妙な回答”激減…何でもハマる「5つの型」と「やりがちNG例」
X(旧 Twitter)@SuguruKun_ai では10万人超のフォロワーを持つ“ChatGPT ガチ勢”として知られる。2024年にAI研修・受託開発に特化した Uravation を創業し、上場企業や自治体への生成系AI導入支援・研修を提供。独自プロダクトとして話しかけるだけでスライド資料を自動生成する「SUGUKURU AI」をリリース。執筆・講演・メディア連載などでも活躍中。著書に『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術 仕事時間は1/100に成果は200%になる』(ともにSBクリエイティブ)、『AI推進担当になったら読む本』(大和書房) 。
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Claudeへの指示は「5つのパターン」を使い分ける
これから紹介する5つのパターンは、筆者自身が日々の業務でそのまま使い分けているものです。実は、それぞれのパターンは「軽く使う(クイック)型」「背景を添える(コンテキスト)型」「フルスペックで組み立てる型」の3段階に対応しています。具体的には、ゼロショット(パターン1)が「クイック型」、フューショットからロールプレイまで(パターン2~4)が「コンテキスト型」、複数を組み合わせた構造化出力(パターン5まで含む)が「フルスペック型」です。最初に「ゼロショット=クイック型」と覚えておくと、後の説明がスッと入ってきます。
それでは、各パターンを順に見ていきます。
パターン1:まずはこれ、最も簡単な指示「ゼロショット」
最もシンプルな形です。何の前置きもなく、直接やってほしいことを伝えます。簡単なタスクなら、これだけで十分な品質の回答が返ってきます。これが筆者のいう「クイック型」です。日常業務のうち約7割は、このパターン1で十分にこなせます。「メールをもう少し柔らかく」「この段落を300字に縮めて」のような簡単な依頼は、すべてここに入ります。
パターン2:お手本を見せる「フューショット」
「こういう感じで書いて」というお手本を添えるパターンです。背景や前提を1~2行足すコンテキスト型の代表例でもあります。<example>
【製品名】スマート会計Pro
【一言で】中小企業の経理を、AIが丸ごと自動化。
【特徴】①請求書の自動読み取り ②仕訳の自動提案 ③月次レポートの即時生成
【こんな方に】経理担当者が1人しかいない企業の経営者</example>
<input> 新製品:AI チャットサポート for EC</input>
お手本とほぼ同じフォーマットで、しかし内容はまったく異なる紹介文が生成されます。お手本をつけることで、出力のフォーマットとトーンを正確にコントロールできます。社内で統一したフォーマットがある場合に特に有効です。
パターン3:段階的に考えさせる「チェーン・オブ・ソート」
複雑な問題を、段階を追って考えさせるパターンです。Claudeは「段階的に考えて」と指示されると、検討手順を示しながら回答を組み立てます。特に、原因分析や意思決定の場面で威力を発揮します。
さらに、Claudeには「Extended Thinking(拡張思考)」という機能があります。これは、簡単な質問には即座に答え、複雑な問題には内部で段階的に推論してから回答する仕組みです。難しい論点の整理や、トレードオフの評価を依頼するときに活用できます。
パターン4:専門家の役割を演じさせる「ロールプレイ」
Claudeに特定の役割を演じてもらうパターンです。役割を与えると、Claudeの回答はその分野の専門家らしいトーンと深さになります。法務、経理、マーケティングなど、自分が詳しくない分野の仕事を依頼するときに特に効果的です。
パターン5:欲しい出力形式まで指定する「構造化出力」
出力のフォーマットを厳密に指定するパターンです。ロールプレイと組み合わせて使うことが多く、フルスペック型の中核を担います。<raw_memo>
・A社の見積もり、来週月曜までに提出
・B社、先方の担当変わる?要確認(山田さん)
・新商品の資料、今週金曜までに英訳版ほしい→マーケに依頼
・来月の展示会、ブース配置まだ決まってない
・佐藤さん、22日~26日で夏季休暇 </raw_memo>
<format> | 担当者 | タスク | 期限 | 優先度 |で表形式にしてください。</format>
テーブル形式、箇条書き、JSON形式など、後工程で使いやすい形に出力をそろえたいときに使います。スプレッドシートへの転記や、社内ツールへの入力が必要な場面で重宝します。 【次ページ】どれを使えばいいか迷ったら…「5パターン」使い分け早見表
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