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- 2026/10/09 01:29 掲載
米GF、TSMCと5年20億ドルの製造契約 AI向けCoWoS用部材を米NY州の工場で生産する
GFの発表によると、GFはTSMCに対する製造サービスとして、同社の先端パッケージング技術「CoWoS」のエコシステム向けにシリコンインターポーザーを製造する。インターポーザーは、GPUやメモリーなど複数のチップを載せ、チップ同士をつなぐ中継用のシリコン基板を指す。今回の契約には、埋め込み型のディープトレンチキャパシタ部品を含むものも対象に入る。
製造の拠点は、ニューヨーク州マルタにあるGFの工場。GFは同工場の製造能力を増強する。この部品の米国内初の供給源になるとしている。
量産は2028年上期に立ち上がる見込み。契約は、需要の拡大に合わせて製造能力を広げていくための土台にもなると位置づけている。GFは、AI向けの先端パッケージングに使う部品を米国内で調達できる体制づくりにもつなげたい考えだ。
GFでCMOS事業を担当するEd Kaste上級副社長は、先進パッケージングが次世代のAIシステムに求められる性能、電力効率、規模を実現するうえで「ますます重要になっている」と述べた。
ロイター通信によると、発表を受けてGF株は米国市場の取引開始前に約4%上昇した。同通信は、先進パッケージングがAI半導体の生産を左右する制約となっており、需要が供給能力を上回っていると伝えている。
では、GFはなぜ、ライバルでもあるTSMCとの20億ドル契約に踏み込んだのか。背景には、契約額を自社の業績に置き直したときの数字と、2年前にGFが明かしていた自社のインターポーザー事業の中身がある。
・20億ドルはGFの売上高の何%にあたるのか
・2024年にGFが明かしていた「米国初」の伏線
・TSMCのCoWoS不足は、量産開始の2028年にどうなっているのか
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