- 2022/11/24 掲載
英総合PMI、11月速報は約2年ぶり低水準 受注減少
エコノミストの予想は47.5。10月は48.2でロックダウン中だった2021年1月以来の低水準だった。
IHSマークイットによると、PMIは四半期国内総生産(GDP)がパンデミック時を除いて世界金融危機の2009年初頭以来最大の0.4%減少となることを示唆する。今月発表された第3・四半期のGDPは前期比0.2%減だった。
PMI調査によると新規受注は21年1月以来の大幅な減少となり雇用の伸びが鈍化した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「生活費の上昇、ウクライナ戦争、ブレグジットに関連する輸出損失の拡大、借入コストの上昇、財政緊縮、政治的不確実性の高まりなど、数多くの逆風が吹く中、企業の景況感は過去四半世紀で最も弱い」と述べた。
直近の物価指標は41年ぶりの上昇率だが、PMI調査では価格圧力が1年あまりぶりの水準に緩和した。
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