- 2022/11/24 掲載
カナダのインフレ率なお高い、追加利上げ必要=中銀総裁
「インフレ率はここ数カ月で低下しているが、物価上昇圧力の全般的な低下はまだ見られていない」と指摘。「引き締め局面は終わりに近づいているが、まだそこに到達していない」と述べた。
カナダ統計局が16日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が6.9%と前月から変わらずとなった。中銀の目標である2%を大幅に上回る水準。
中銀はインフレ抑制に向け10月に50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。政策金利は3.75%と2008年1月(4%)以来の高水準となった。
短期金融市場では次回12月の政策会合での25bp追加利上げが完全に織り込まれている。50bp利上げ確率は20%。
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