• 2023/02/02 掲載

ノバルティス、23年営業利益増見込む 下期にサンドをスピンオフ

ロイター

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[バーゼル 1日 ロイター] - スイスの製薬大手ノバルティスは1日、2023年の中核営業利益が「1桁台半ば」の伸びになると予想した。同社はジェネリック医薬品部門「サンド」のスピンオフ(分離・独立)を控えている。

この日発表した決算で、22年の中核営業利益はほぼ横ばいの167億ドル。市場予想の168億ドルをわずかに下回った。

為替差損を調整した22年のグループ売上高は4%増の505億ドルだった。心不全治療薬「エントレスト」と多発性硬化症(MS)治療薬「ケシンプタ」の利益が、MS治療薬「ジレニア」と安価な後発品の競争で一部相殺された。

ノバルティスは、特許取得済みの処方薬に重点を置く戦略として行うサンドのスピンオフについて、下半期の実施に向け準備が進んでいるとした。

クレディ・スイスのアナリストによると、乾癬と関節炎の治療で最も売れている「コセンティクス」が、米国の低所得者向け医療保険「メディケイド」で遡及値下げの対象となったため、業績が予想を下回った。

また、サンドの中核営業利益がコスト上昇と独立のための投資により、23年に「2桁前半」の減少率になるとの見通しも投資家を失望させた。

市場はノバルティスの乳がん治療薬「キスカリ」と、希少な遺伝性血液疾患に対して治験中の「イプタコパン」の使用拡大による今後の売上増に期待を寄せている。

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