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  • 2023/06/07 掲載

原油先物は小反発、需要低迷より供給不足懸念が勝る

ロイター

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[東京 7日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小反発。世界経済の成長鈍化に起因する需要低迷懸念で前日は下落したが、最大の原油輸出国サウジアラビアの追加減産に伴う世界的な供給逼迫懸念によって相殺された。

0039GMT(日本時間午前9時39分)時点で、北海ブレント原油先物は0.09ドル(0.1%)高の1バレル=76.38ドル。米WTI先物は0.11ドル(0.2%)高の71.85ドル。

日産証券傘下のNSトレーディングの菊川弘之社長は、市場はサウジ減産のニュースを既に消化し、現在は米中の経済指標がまちまちなことから大きなポジションを取ることを控えていると指摘。米国が夏のドライブシーズンに入るため、原油価格は上値を試すと予想した。また、世界的な供給逼迫と米国による戦略石油備蓄の補充計画が下値を抑えることになるとの見方を示した。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日、協調減産の枠組みを2024年末まで延長することで合意。サウジは7月に独自に追加減産を行う方針を示した。

シティのアナリストは6日のノートで、サウジの日量100万バレル減産が原油の90ドル台前半までの「持続的な価格上昇」を支える可能性は低いと指摘。弱いファンダメンタルズは年末までの価格下落を示唆しているという。

一方、米エネルギー情報局は6日、今年の米原油生産量は事前予想よりも増加するとの見通しを発表した。

市場関係者によると、米石油協会(API)のデータに基づく先週の米原油在庫は約170万バレル減少し、燃料在庫は増加した。アナリスト予想では原油在庫の約100万バレル増が見込まれていた。

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