- 2023/10/03 掲載
IMF、フィリピンの今年の成長率予想を5.3%に引き下げ
[マニラ 3日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、フィリピンの今年の経済成長率予想を7月時点の6.2%から5.3%に引き下げた。高インフレ率が続いていることが理由。
来年の予測は6.0%で、5.5%から引き上げられた。
IMFはコアインフレ率が高止まりしていることを警告。
「インフレ率が目標範囲内に収まるまで、引き締めバイアスとともに長期的な政策金利引き上げが正当化される」と分析した。
フィリピンの第2・四半期成長率は、高インフレと利上げが影響し約12年ぶり低水準だった。
8月のインフレ率は5.3%で7カ月ぶりに加速した。主に食品と輸送コストの上昇が響いた。
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