- 2023/10/11 掲載
ECBの政策は良い状態、前途は長く厳しい=オランダ中銀総裁
「現時点で政策は良好な状態にあると確信している」とした上で「われわれは警戒を怠らず、ディスインフレのプロセスが停滞した場合には金利をさらに調整する用意がある」と語った。
ECBは2025年までにインフレ率を目標に戻す「確かな見通し」を持っているとした。
ユーロ圏では製造業がリセッション(景気後退)に陥りサービス業も困難に直面しつつあるため、経済の停滞期にあるとの見方を示した。
「現在経験している経済の冷え込みはある意味では望ましいことでもある」と述べ、成長が鈍化すれば需要が減少しインフレ抑制につながると指摘した。
中期的には見通しは明るく、成長率は回復する可能性が高いと述べた。
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