- 2023/10/12 掲載
FRB、不透明感と成長リスクで慎重姿勢に=議事要旨
[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が11日公表した9月19─20日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、参加者の大半が経済の先行きは依然として非常に不透明と判断していたことが分かった。金融市場の状況や潜在的な原油価格ショック、労働組合のストライキの影響など、先行きをめぐる不確実性の高まりが背景にある。
FRBは9月19─20日のFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。ただタカ派的なスタンスを強め、年内の追加利上げを想定。金融政策は2024年を通して従来の予想より大幅に引き締まった水準にとどまるとの見方を示した。
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