- 2023/10/14 掲載
国際開発金融、協力強化=融資最大60兆円拡大
【マラケシュ時事】世界銀行やアジア開発銀、アフリカ開銀など国際開発金融機関(MDBs)10行は13日、各行の融資能力拡大や、協調融資の促進などで協力を強化することで合意したと発表した。途上国が気候変動問題や食料不足など複合危機に直面する中、MDBsの協力強化は、モロッコ・マラケシュで行われている国際通貨基金(IMF)と世銀の年次総会における主要議題の一つ。
既に導入済みのものも含め、検討中の措置を通じ、MDBs合わせて今後10年で3000億~4000億ドル(約45兆~約60兆円)の融資能力拡大が可能という。
MDBsは、各行が財務の柔軟化といった金融手段を活用し、融資能力を拡大する措置の検討を続けると表明。また、気候変動対策で、協調融資など協力を強化することで一致した。
【時事通信社】
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