- 2023/10/21 掲載
価格調整、管理職関与疑い=東京都の保険入札―損保大手
損害保険大手が企業や官公庁向けの保険入札で事前に価格調整していた問題で、東京都が実施した入札で課長級の社員が調整に関わっていた疑いがあることが20日、分かった。管理職である課長級の関与は、不適切行為が組織的に行われていた可能性を示す。関係者によると、都との契約以外でも管理職の関与が疑われる事案がある。
都の入札には東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険の大手3社が関与。公用車の自動車保険などの入札で、課長級社員が関与した可能性がある。都は5日、3社に事実関係の報告を求める通知を出し、実態解明を急いでいる。
【時事通信社】
PR
PR
PR