- 2023/11/06 掲載
米GM、米労組との合意にEV投資計画 時間給従業員の賃上げなど
[デトロイト 4日 ロイター] - 全米自動車労働組合(UAW)は、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と暫定合意した労働協約について、電気自動車(EV)関連の投資計画や、車両組み立てより賃金が安い部門で働く数千人の時間給労働者の賃上げが含まれていることを明らかにした。
UAWは10月30日にGMとの労使交渉で暫定合意に達していた。協約期間は4年半で、今回追加で詳細を発表した。
協約の主な金銭的条件はフォードとクライスラーの親会社ステランティスと合意した内容に沿っており、フルタイム従業員の基本給を25%引き上げ、新たに交渉された生活費手当を含めると引き上げ幅が33%に達する可能性がある。
派遣労働者がフルタイム従業員に従来より早くなることができ、賃金を即座に約50%引き上げることを可能にした。
GMの部品工場や保守部品倉庫、同社が「サブシステム」と呼ぶ業務で働く7000人以上の労働者にも、完成車工場の従業員に支払われる高い賃金水準を適用する。
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