- 2023/11/22 掲載
インドのインフレ圧力、原油価格下落が抑制支援へ=財務省
10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.87%上昇し、4カ月ぶりの低水準となったほか、インド準備銀行(中央銀行)が利下げ開始の目安と示唆している4%に近づいた。
月例経済報告は「国際原油価格の下落とコアインフレの鈍化継続は、今後のインフレ制御要因になる公算が大きい」と分析した。
10月は変動の激しい食品とエネルギーを除くコアインフレ率が
4.3%と、9月の4.5%から鈍化した。
報告では、一段の引き締めは状況が許す場合にのみ行う意向が示された。
ただ食品価格は高水準にとどまっており、政策担当者が懸念を表明。財務省当局者らも中銀総裁も食品価格高騰によるリスクを強調した。
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