- 2025/06/26 掲載
スイスのプライベートバンク、運用資産が過去最高に=KPMG
24年の純利益は、金利収入の減少とコスト上昇にもかかわらず、40億フランを超え、前年の31億フラン強を上回った。主に手数料収入とトレーディング収入の増加が寄与した。市場環境は厳しさを増す見通しという。
KPMGのクリスチャン・ヒンターマン氏は「スイス国立銀行(中央銀行)が政策金利をゼロに引き下げたため、主力の手数料ベースのビジネスに軸足を戻す必要がある」と述べた。
同国のプライベートバンクの数は減少が続いており、25年末には80行を下回り、2010年の半分近くになる可能性が高いという。
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