- 2025/11/04 掲載
 
MUFG主導の気候金融ファンド、6億ドル調達
[ロンドン 3日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が主導的役割を担う気候金融ファンド「GAIA」は3日、途上国の支援のため、6億ドルを調達したと明らかにした。
洪水や干ばつなどの極端な気候事案が増加する中、GAIAは各国のレジリエンス(回復力)強化に向けた取り組みの支援を柱としている。
MUFGの気候・混合ファイナンス部門ディレクター、アリアン・ペビデ氏は「適応型ファイナンスは、最近の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)で注目されているテーマだ」と指摘した。
カナダ輸出開発公社傘下の開発金融機関「フィンデブ・カナダ」と国連主導の国際基金「緑の気候基金(GCF)」も資金を拠出しており、GAIAは15億ドル規模まで成長することを目指している。 GAIA関係者は「われわれは、目標規模に達するため、保険会社や年金基金など、社会的影響を重視する機関投資家と協議している」と話した。
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