- 2025/11/05 掲載
グーグルとエピックが和解、基本ソフトとアプリストア改革へ
[ワシントン 4日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは4日、人気ゲーム「フォートナイト」などを手がけるエピック・ゲームズと包括的な和解に達したと発表した。グーグルは手数料の引き下げや競争の促進、開発者と消費者の選択肢拡大を目的とした基本ソフト(OS)「アンドロイド」とアプリストアの改革に合意した。
和解の成立にはサンフランシスコの連邦地裁の承認が必要となる。
エピックは2020年、グーグルがアンドロイド搭載端末におけるアプリへのアクセスやアプリ内購入を不当に制限していると主張し、同社を独占禁止法違反で提訴した。グーグルはいかなる不正行為も否定している。
23年にエピックが勝訴し、昨年アプリストア「グーグルプレイ」の改革を義務付ける広範な差し止め命令が出された。
和解に向けた合意案によれば、グーグルは、新たなセキュリティーおよび安全基準を満たすサードパーティー製アプリストアを、ユーザーがより容易にダウンロードしてインストールできるようにする。
また開発者はアプリ内や外部サイトを通じて、ユーザーを別の支払い方法へ誘導することが認められる。グーグルはグーグルプレイで配布されるアプリが別の支払い方法を利用する場合、取引手数料を最大9%または20%に設定するとしている。
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