- 2025/11/05 掲載
英サービスPMI、10月改定値は52.3 インフレ圧力低下
今後12カ月の事業見通しを示す指数は2024年10月以来の高水準となった。事業活動指数と新規事業指数も上昇した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済担当ディレクター、ティム・ムーア氏は「予算発表を前に主要な支出に関する意思決定が遅れ、不確実性が高まっているにもかかわらず、多くの企業が特に国内市場での需要の底堅さを報告した」と述べた。
「労働市場はようやく安定化の兆しを見せ、サービス部門における雇用削減のペースは9月以降大幅に鈍化している」と指摘した。
雇用指数も企業が従業員削減のペースを緩めていることを裏付けた。
製造業PMIが過去1年で最も高い水準となったことも寄与し、総合PMIは9月改定値の50.1から52.2へ上昇した。ロイター調査の予想は51.1だった。
サービス企業は賃金上昇が投入価格を押し上げたと指摘した。ただ、投入価格指数は24年11月以来の低水準、サービス単価指数は6月以来の低水準だった。
受注残も主に国内顧客による受注を背景に堅調で、事業見通しを押し上げた。
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