- 2025/11/06 掲載
サンリオ株が一時15%超安、予想下回る通期見通しに失望感
通期の純利益予想は従来の475億円から494億円(前年比18.4%増)に引き上げたが、IBESがまとめたアナリスト12人の予想平均503億円には届かなかった。年間配当予想は1株60円から62円(前年実績53円)に引き上げた。
市場では「これまで関税の影響を受けづらいとされていたが、想定以上の影響があることがわかり、嫌気されている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。海外のライセンス事業では米州の業績見通しを下方修正。決算会見で松本成一郎常務が関税の影響について「それなりの大きなインパクトがあると織り込んでいる」と話した。
25年4─9月期の連結純利益は同44.3%増の275億円だった。連結売上高は同39.6%増で過去最高を更新した。大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とのコラボレーションが反響を呼び、国内の物販やライセンスの売上高が想定以上に拡大した。
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