- 2025/11/07 掲載
ミランFRB理事、0.50%利下げ改めて主張 12月会合の追加緩和を予想
[6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は6日、FRBは12月の次回会合で追加利下げを決定するとの見方を改めて示した。
ミラン氏はポッドキャスト番組「マネタリー・マターズ」で、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持っていないFRB当局者の中には利下げを望まない者がいる可能性もあるとしながらも、予想外の事態が起きない限り、12月の次回会合で利下げが決定されるとみていると述べた。
ミラン氏は、景気を冷やしもせず刺激もしない「中立」水準に向け、政策金利を0.50%ポイント刻みで引き下げていきたい考えを改めて表明。ただ、0.75%ポイントの幅での利下げは必要ないと述べた。
米国の労働市場については、悪化のペースは緩やかで、加速はしていないと語った。
FRBは10月28─29日に開いたFOMCで0.25%ポイントの利下げを決定。ミラン理事は0.5%ポイントの利下げを主張し、0.25%ポイントの利下げに反対票を投じた。
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