ＮＹ市場サマリー（4日）円上昇、株ほぼ横ばい・利回り上昇

＜為替＞ 主要通貨に対するドル指数が小幅高。ただ、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が来週の会合で追加利下げを実施するという観測から、序盤に付けた５週間ぶりの安値近辺にとどまった。 終盤の取引で、ドル指数は０．１％高の９９．０２。１０営業日ぶりの上昇に転じる勢いだが、なお５週間ぶりの安値である９８．７６５に近い水準にある。年初来では約９％安。 円は対ドルで０．２％高の１ドル＝１５５．０１５円と、１１月１７日以来の高値に迫った。 日銀が１８、１９日の金融政策決定会合で政策金利を０．７５％に引き上げる可能性が強まっていると、複数の関係筋が明らかにした。高市早苗政権も日銀の利上げ判断を容認する構えという。

ＮＹ外為市場：[USD/J]

＜債券＞ 国債利回りが上昇した。労働市場が底堅く推移していると一部の経済指標で示され、景気は急速に悪化していないとの見方が強まったことで、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が年内最後となる来週の決定会合で追加利下げを決定するとの観測がやや後退した。終盤の取引で１０年債利回りは５．２ベーシスポイント（ｂｐ）上昇の４．１０８％。３０年債利回りは４．１ｂｐ上昇の４．７６６％。２年債利回りは４．５ｂｐ上昇の３．５３１％。

米金融・債券市場：[US/BJ]

＜株式＞ ほぼ横ばいで取引を終えた。投資家が労働市場などの経済指標を評価する中、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が来週利下げを実施するとの期待に支えられた。 アマゾン・ドット・コムは下落し、Ｓ＆Ｐ総合５００種の上値を抑えた。

米国株式市場：[.NJP]

＜金先物＞ 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による追加利下げ観測の高まりを背景とした買いに支えられ、続伸した。中心限月２月物の清算値（終値に相当）は前日比１０．５０ドル（０．２５％）高の１オンス＝４２４３．００ドル。

ＮＹ貴金属：[GOL/XJ]

＜米原油先物＞ ウクライナ停戦に向けた協議が引き続き注目を集める中、米利下げ観測を手掛かりに続伸した。米国産標準油種ＷＴＩの中心限月１月物の清算値（終値に相当）は、前日比０．７２ドル（１．２２％）高の１バレル＝５９．６７ドル。２月物は０．６５ドル高の５９．３１ドルだった。

ＮＹＭＥＸエネルギー：[CR/USJ]

ドル／円　ＮＹ午後4時 155.10/155.

11

始値 154.52

高値 155.13

安値 154.52

ユーロ／ドル　ＮＹ午後4時 1.1644/1.16

45

始値 1.1680

高値 1.1680

安値 1.1642

米東部時間

３０年債（指標銘柄） 16時41分 97*28.0 4.7587

0 %

前営業日終値 98*13.0 4.7250

0 %

1０年債（指標銘柄） 16時42分 99*06.0 4.1001

0 %

前営業日終値 99*17.0 4.0580

0 %

５年債（指標銘柄） 16時43分 99*06.7 3.6745

5 %

前営業日終値 99*14.0 3.6240

0 %

２年債（指標銘柄） 16時40分 99*22.8 3.5247

8 %

前営業日終値 99*25.2 3.4860

5 %

終値 前日比 ％

ダウ工業株３０種 47850.94 -31.96 -0.07

前営業日終値 47882.90

ナスダック総合 23505.14 +51.04 +0.22

前営業日終値 23454.09

Ｓ＆Ｐ総合５００種 6857.12 +7.40 +0.11

前営業日終値 6849.72

ＣＯＭＥＸ金　2月限 4243.0 +10.5

前営業日終値 4232.5

ＣＯＭＥＸ銀　3月限 5749.1 ‐112.9

前営業日終値 5862.0

北海ブレント　2月限 63.26 +0.59

前営業日終値 62.67

米ＷＴＩ先物　1月限 59.67 +0.72

前営業日終値 58.95

ＣＲＢ商品指数 303.9201 +1.6564

前営業日終値 302.2637