米財政赤字、11月は前年比53％縮小　輸入関税が歳入押し上げ

［ワシントン　１０日　ロイター］ - 米財務省が１０日発表した１１月の財政収支は１７３０億ドルの赤字で、前年同月から赤字額が５３％縮小した。輸入関税が歳入を押し上げたことが主な理由だ。赤字額は、ロイターがまとめたエコノミスト予想の２０５０億ドルも下回った。

１０－１１月の赤字は４５８０億ドルで、前年同期の６２４０億ドルから縮小した。

１１月の歳出は前年同月の６６９０億ドルから５０９０億ドルに減少。財務省当局者によると、これは政府閉鎖で支払いが遅れた影響もあるという。

一方で歳入は３０２０億ドルから３３６０億ドルに増加した。関税収入は３０７億６０００万ドルだった。