- 2025/12/11 掲載
臨時おこめ券、利益乗せず発行=1月中旬めど―JA全農
全国農業協同組合連合会(JA全農)は11日、臨時の「おこめ券」の発行を来年1月中旬をめどに開始すると発表した。政府の総合経済対策で拡充された「重点支援地方交付金」を活用して「おこめ券」を配布する地方自治体向け。通常の「おこめ券」とは異なり、利益を上乗せせずに自治体に販売する。
通常のおこめ券は贈答用に1枚当たり500円で販売し、440円分のコメなどを購入できる。差額の60円分は印刷代や流通費、利益などに充てられている。
自治体向けの臨時券では必要経費のみを加え、通常の500円よりも十数円程度安い販売価格になる見通しという。また、臨時券には有効期限の「2026年9月30日」や「転売禁止」を明記。有効期限までに使用されなかった臨時券の費用などは、各自治体に返還する方針だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕全国農業協同組合連合会(JA全農)が臨時で発行する「おこめ券」の表面(写真上)と裏面(同会提供)
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