- 2025/12/12 掲載
NY円、155円台半ば
【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を眺めて円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=155円台半ばに上昇した。午後5時現在は155円52~62銭と、前日同時刻比45銭の円高・ドル安。
米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、0.25%の追加利下げを決定。市場の予想通りだったが、パウエル議長の記者会見での発言がハト派的と受け止められ、米長期金利が低下した。日米金利差縮小の観測から円を買いドルを売る動きが11日も先行した。
朝方発表された週間の新規失業保険申請は、前週比4万4000件増の23万6000件。米国の雇用減速が意識され、円買い・ドル売りを促した。
円は一時154円台まで上昇。ただ、取引終盤にかけては米長期金利が持ち直し、円売り・ドル買いに流れが転じた。
【時事通信社】
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