仏ルノー、Ｓ＆Ｐが格上げ　投資適格級に復帰

[１８日 ロイター] - フランス自動車大手ルノー・グループは１８日、格付け会社Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングが長期信用格付けを「ＢＢＢマイナス」に引き上げたと発表した。これにより同社の格付けは投資適格級に復帰した。

ルノー・グループはカルロス・ゴーン元最高経営責任者（ＣＥＯ）の失脚後に財務が悪化し、格付けが２０２０年４月以降、ジャンク級（投機的等級）となっていた。

ゴーン氏は日本で金融商品取引法違反などの罪で起訴され、公判手続き中に国外に逃亡した。同氏は容疑を否認している。