商船三井、社長に田村専務が昇格へ　「次世代見据えた体制へ移行」

Kentaro Okasaka

［東京　１９日　ロイター］ - 商船三井は１９日、田村城太郎専務が４月１日付で社長に昇格する人事を発表した。橋本剛・現社長は会長に就任する。

海運業を取り巻く事業環境が変化する中、持続的成長には次世代を見据えたマネジメント体制への円滑な移行が必要と判断した。

田村氏は５７歳。コンテナ船ビジネスを中心にグローバル組織を率いてきた。「長い歴史を通じ培ってきた強みを体現するグローバル組織を、次の時代に対応する変化を成し遂げるべく導き、グループ経営計画で掲げる目標の達成につなげる」とコメントした。