投資ファンドの３Ｄ、スクエニＨＤ株を買い増し　16.48％に

［東京　２４日　ロイター］ - シンガポール拠点の投資ファンド、３Ｄインベストメント・パートナーズがスクウェア・エニックス・ホールディングスの株式を買い増し、保有比率を１６．４８％に引き上げたことが２４日提出の変更報告書で分かった。報告義務発生日は１７日。１２日に１５．４０％の保有を報告したばかり。

保有目的は「純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。

３ＤはスクエニＨＤに対し、直近３年間で業界内で唯一売上高成長率がマイナスとなっていることや営業利益率の低さなどを指摘。ゲーム事業とのシナジーに乏しい非ゲーム事業を保有していることから、深刻なコングロマリット・ディスカウントも生じているなどとし、社外取締役との面談を求め、株主の意見も募っている。