- 2026/02/04 掲載
ホワイトハウスの会合、暗号資産法案の行き詰まり打開できず
[3日 ロイター] - ホワイトハウスが米国の大手銀行団体と暗号資産関連企業の間で数カ月続いている行き詰まり状態を打開するために2日開催した会合は2日、合意に至らないまま終了した。暗号資産(仮想通貨)に関する画期的な立法化の進展を妨げる業界間の隔たりが改めて浮き彫りとなった。
会合は非公開で実施され、米国銀行協会、全米独立コミュニティ銀行協会、ブロックチェーン協会、デジタル商工会議所の代表者らが出席した。ホワイトハウスのクシュ・デサイ報道官は声明で「ホワイトハウスは未来の最先端技術で米国の覇権を盤石にするというトランプ大統領の構想を推進するため有意義な対話を継続する」と述べた。
暗号資産市場に関する法案を巡っては、ステーブルコインに対して支払われる利息やその他の報酬の取り扱いを巡り、両業界が数カ月間にわたり衝突。銀行側は法案に利息や報酬を禁止する規定を盛り込むよう強く求めている。
暗号資産関連企業は利息のような報酬の提供が新規顧客の獲得に不可欠であり、禁じると公正な競争を妨げると主張する。銀行側は競争が激しくなれば預金保険の対象となっている銀行から預金が流出し、大半の銀行にとって主要な資金調達源が失われ、金融システムの安定性を脅かす恐れがあると語っている。
上院銀行委員会は1月、両業界からの反対意見が高まったために法案の採決を延期しており、今回の会合が妥協案を探るために企画された。会合に出席した関係筋によると、今後も事態の打開に向けた協議が継続される見通しだという。
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