• 2026/02/04 掲載

ファイザーの減量薬データ、副作用に疑問の声 株価下落

ロイター

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Michael Erman Mrinalika Roy

[3日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは3日、100億ドルで最近買収したバイオテック企業メッツェラの主力肥満治療薬に関する臨床試験データを公表したが、副作用を巡る疑問が生じ、株価は3%超下落した。

同社は、月1回投与する同薬が28週目に持続的な減量効果を示したとし、急成長中の減量薬市場で2028年の承認を目指していると述べた。

ファイザーのクリス・ボショフ最高科学責任者は、同薬が「標準治療と競合し得る有効性を発揮する可能性を秘めている」と確信していると述べた。

ただ、試験では2群に分かれて投与された約108人の患者のうち、10%が副作用のために脱落した。

ボショフ氏は、この脱落率はGLP─1受容体作動薬クラスで予想される水準と同等で、月1回の注射で用量を4倍に増量しても上昇しなかったと強調した。

しかし、ガベリ・ファンズのポートフォリオマネジャー、ダニエル・バラサ氏は、報告された脱落率が「特に高用量では64週目までに大幅に上昇するリスクがあり、その場合、医師や医療費負担者も乗り気にはならないだろう」と指摘した。

<決算は予想を上回る>

同時に発表した2025年第4・四半期決算は、ブリストル・マイヤーズ・スクイブと共同開発した血液凝固阻止薬「エリキュース」の持続的な需要と、RSウイルス(RSV)ワクチン「アブリスボ」の成長に支えられ、売上高が175億6000万ドルに増加した。LSEGのデータによると、アナリスト予想は169億5000万ドルだった。

調整後1株利益は0.66ドルで、アナリスト予想を0.09ドル上回った。

2026年の売上高は595億─625億ドル、調整後1株利益は2.80─3.00ドルになるという見通しを据え置き、トランプ政権との薬価に関する合意による影響を反映していると述べた。

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