• 2026/02/05 掲載

英アーム10─12月期、ライセンス収入が予想下回る 時間外で株価8%安

ロイター

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Juby Babu Max A. Cherney Stephen Nellis

[4日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスが4日発表した第3・四半期(2025年10―12月)決算は、技術利用の前払い料金を含めたライセンス収入が5億0500万ドルとなり、ファクトセットによる市場予想の5億1990万ドルを下回った。

人工知能(AI)の開発競争が激化する中で、より高額なライセンス収入を得られる最新半導体技術を売り込んでいるアームのライセンス収入が市場予想を下回ったことに投資家は失望。4日の時間外取引でアームの株価は約8%下落した。

全体の売上高は12億4000万ドルとなり、予想の12億2000万ドルを上回った。自社技術を使った半導体が出荷されるごとに徴収するロイヤルティー収入は前年同期比27%増の7億3700万ドルで、市場予想の7億0790万ドルを上回った。

アームは第4・四半期(26年1―3月)の売上高が14億7000万ドルになると予想し、LSEGがまとめたアナリストらの平均市場予想の14億4000万ドルを上回った。データセンターやスマートフォンなどで利用されるAI向けの省電力半導体の設計の需要が下支えすると見込んだ。

サミット・インサイツのアナリスト、キンガイ・チャン氏は、「ライセンス収入の未達が株価下落につながった。スマートフォンはメモリーの高コストに対処しなければならず、アームにとって逆風となるだろう」と述べた。

エヌビディアを含む大手テック企業は、AIに特化したサーバーチップにアームの設計技術を採用している。アームのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューで、AIサービス各社が提供しているAIエージェントについて「オンラインやパソコン上でタスクをこなすソフトウエアの一つとして、当面はアームの売り上げに貢献を続けるだろう」とし、同社の技術への需要が旺盛で「終わりが見えない状況だ」と述べた。

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