- 2026/02/05 掲載
米ナスダック、新規上場銘柄の迅速な指数組み入れへ新ルール提案
[4日 ロイター] - 米取引所運営大手ナスダックは、新規上場企業や大型新規株式公開(IPO)銘柄を主要指数により迅速に組み入れるための新ルール「ファスト・エントリー」を提案した。
ファスト・エントリーの対象となるのは時価総額が既存のナスダック100指数構成企業の上位40位以内に入る規模で、少なくとも5営業日前の事前通知が必要。条件を満たせば、上場後わずか15営業日で指数への組み入れが可能となる。
こうした企業は標準的な保有期間要件および流動性要件を免除される。ナスダックの説明では、既存の指数構成銘柄と入れ替わることはなく、スピンオフと同様の扱いにより、次回の年次構成銘柄見直しまで一時的に構成銘柄数を増加させることになる。
ランニング・ポイント・キャピタル・アドバイザーズのパートナー兼最高投資責任者(CIO)で、マイケル・アシュリー・シュルマン氏は「より迅速な組み入れにより、パッシブ投資による流動性向上とスプレッド縮小の結果、ナスダックは大口投資家にとってさらに完全なエコシステムとなる」と述べた。
有力銘柄を素早く指数へ組み入れる仕組みがこれまで存在しなかったため、これらの銘柄の規模や影響力という点で、指数と市場全般の間に値動きのかい離が生じるケースがあった。
今年は実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXや人工知能(AI)開発のアンソロピックなど、幾つかの大型上場予定案件が控えていることからも、この仕組みが導入される意義は大きくなる。
最近xAIを買収したばかりのスペースXのアドバイザーは、ナスダックを含む主要指数算出事業者に接触し、通常より早い時期での主要指数への組み入れについて協議していると、事情に詳しい関係者が4日遅くロイターに明かした
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